6月12日ホーム 鹿児島ユナイテッドFC戦を終えて

6月12日(日)に行われた2016シーズン明治安田生命J3リーグ第12節、ブラウブリッツ秋田は鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、1対3で今季初黒星を喫する結果となりました。

前節、アウェイで行われた琉球FCとの激闘の末、引き分けながら貴重な勝ち点1を秋田に持って帰り、ひさびさのホームゲームに臨むブラウブリッツ。一方、対戦相手のは鹿児島ユナイテッドは今季からJ3リーグに参入。こちらも5月は負けなしと好調をキープしており注目の初対決となりました。

“チャレンジ3000人”と銘打たれたこの日のゲーム。本拠地・あきぎんスタジアムには今シーズン最高となる3681名の観客が応援に駆けつけてくださいました。また、われわれBLUE+AKITAが応援活動を行っているゴール裏にも約200名の秋田サポーターが集まってくれました。いつもありがとうございます!

試合前から熱気に包まれるなかで行われたゲームは、前半開始早々に鹿児島のFW藤本憲明のゴールで秋田が失点。今シーズンで初めて秋田が追う展開となります。しかし、その直後の同7分、右サイトからの川田和宏のクロスを中央で受けた前山恭平が頭で落とすと、田中智大がすかさず左足を振りぬいてシュート。ゴール左に突き刺さり、すぐさま同点に追いつきます。田中は2試合連続ゴールです。

同点に追いつき勝ち越しを狙う秋田がさらに攻勢に出ますが、対して鹿児島はフィジカルの高さを生かして秋田に決定機を与えません。すると同41分、中盤でボールを奪った鹿児島はカウンター攻撃を仕掛けると、ドリブルで中央を突破した五領淳樹のラストパスを受けた中原優生が右足一閃。新里彰平がスライディングでブロックしようとするも左足を伸ばすも間に合わず、松本拓也の頭上を超えたボールがゴールネットを揺らし、鹿児島に勝ち越しを許してしまいます。

1対2と1点差で追う展開で迎えた後半、早い時間帯でまずは同点に追いつきたい秋田の間瀬秀一監督が先に動きます。浦島貴大との交代で呉大陸を投入。しかし、秋田はゴール前まで迫るもなかなかシュートにまで結びつけることができず。逆に後半16分、相手のミドルシュートを一度はブロックするも、そこからこぼれたボールを繋がれ、最後はまたしても藤本がヒールで押し込んで鹿児島に追加点。リードが2点差となってしまった秋田はさらに厳しい状況となります。

ここから秋田は遊馬将也、比嘉諒人とケガから復帰した前線のふたりを投入してゴールを狙いますが、後半はわずかシュート3本に終わってタイムアップ。1対3で鹿児島に敗れた秋田は今シーズン初黒星で、開幕から続いていた11戦連続負けなしがここでストップ。さらに、昨年8月からのホームゲーム13試合連続負けなしのJ3リーグ記録もここでストップとなり、ひじょうに悔しい敗戦となってしまいました。

この結果、秋田は5勝6分1敗で勝ち点21のまま順位は5位に。しかしながら、首位・鹿児島とは勝ち点2差、さらには3位・栃木SC、4位・AC長野パルセイロが秋田と同じく勝ち点21で並んでおり、次節の結果次第では首位返り咲きの可能性もあるなど、J3リーグは大混戦の状況となっております。

6月唯一のホームゲームを終えた秋田の次節は、6月19日(日)藤枝総合運動公園サッカー場にて、藤枝MYFCとの対戦となります。藤枝には今シーズンより秋田から移籍した三好洋央、峯勇斗、三宅貴憲の3選手が加入。そして秋田の久富賢は昨年までの5シーズンを藤枝でプレーしているなど、こちらも注目の一戦となります。キックオフは15時です。現地・藤枝に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。

 

すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!

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