2012年10月22日、SAGAWA SHIGA FCのJFL退会と活動停止が正式に発表されました。
同じJFLを舞台として戦う、サッカーを愛する一員として、今回発表された決定を非常に残念に思います。
27日、仁賀保で開催されるホームゲーム、JFL第31節ブラウブリッツ秋田対SAGAWA SHIGA FCの試合は、SAGAWA SHIGA FCの活動停止発表後、最初の公式戦となります。
佐川急便東京SCと佐川急便大阪SCが統合し、滋賀県に拠点を移してからの5シーズン中、JFL優勝3回、準優勝1回という圧倒的な強さを誇り、同時にこの期間、5年連続で異議による警告なしという偉業によりJFL特別賞を受賞している実業団の雄、SAGAWA SHIGA FC。
そのSAGAWA SHIGA FCが舞台を去る前に、今一度挑む機会を与えられたことに感謝します。
我々が応援するこのチームも、過去に消滅の危機にさらされた事がありました。
関係する多くの方が苦悩し、もがき、犠牲を払い、それから少しの運に恵まれた面もあって、紆余曲折ありながらも、なんとか現在までチームが存続しています。
佐川急便とTDK、それぞれのサッカー部とそのサポーターの運命の差は、ほんの小さな事だったのかもしれません。
SAGAWA SHIGA FCの選手には、9月の時点で活動停止、事実上の廃部が伝えられていたと聞きます。
その後も彼らは天皇杯でJ1ヴィッセル神戸を撃破するなど、これまでと変わらぬ実力を見せつけています。
27日の試合では、その姿を記憶に焼き付けるとともに、王者SAGAWAに対する敬意を胸に、挑戦者として全力で挑むことができたらと願っています。

10月21日。
カマタマーレ讃岐を仁賀保に迎えての一戦。
今日の仁賀保ゴール裏には、にかほ市の公民館によるサッカー応援体験活動として小学生の皆さんが応援に加わってくださいました。
皆さん手作りの応援グッズを持って、元気に応援してくださいました。

ブラウブリッツはディフェンスラインに2名の出場停止を抱える中、前半に2点をリードされ追いかける苦しい戦い。
試合の最後の最後に、松田選手のゴールで意地を見せるものの、最終的には１対２での敗戦となりました。
試合終了間際の松田選手のゴールは、最後まであきらめず出し続けた声が引き寄せたゴールなんじゃないかな、と思います。
松田選手のゴールは今日の試合の勝利には結びつかなかったけれど、あきらめない気持ちは次の勝利につながる、そう信じています。
またいつか、今日のゴールの続きを、一緒に応援しましょう。
今度はお父さん、お母さんと一緒に、友達も誘って来てくださいね！

10月7日(日)のJFL第28節vsツエーゲン金沢戦試合会場（西目サッカー場）において、「南三陸にチームフラッグを贈ろう」募金活動を実施しました。
募金総額：41,131円
みなさまからお預かりした募金は福幸商店街に寄贈する旗(チームフラッグ)の製作費に充てさせていただきます。
剰余金に関しましては、東北サッカー協会が開設している「東北サッカー未来募金」への義捐金とさせていただきます。
募金活動にご協力くださった皆さま、ありがとうございました。