月別アーカイブ: 2016年8月

8月21日天皇杯県予選決勝 猿田興業戦を終えて

第26回秋田県総合サッカー選手権大会 兼 天皇杯秋田県予選決勝、ブラウブリッツ秋田は猿田興業と対戦し、結果は5対0で勝利しました。

スーパーシードによっていきなり決勝戦の出場となる秋田。対戦相手は、準々決勝で秋田FCカンビアーレ、準決勝でノースアジア大学を下して勝ち上がってきた東北1部リーグ所属の猿田興業です。公式戦では初めての対戦となる猿田興業には、かつて秋田に在籍(2012−2013シーズン)していた土屋健太が主力として活躍しており、この試合でも先発出場。気温30℃を超える暑さのなか、秋田県代表を決める一戦が14時04分キックオフで始まりました。

結果は既報でご存知の方も多いと思われますが、試合開始から自陣で守備を固めてカウンター攻撃を狙う相手に対し、前半は風上に立った秋田は相手陣内深くまで攻め込むもなかなか得点が奪えず。同11分には呉大陸がエリア内で倒されてPKを獲得。呉は自ら蹴るも相手GKがこれを読んでブロックし、先制点とはならず。その後も決定機が幾度もありながらシュートが枠内を捉えることができず。逆に、同25分にはボール処理のミスからエリア手前で相手にボールを奪われ大ピンチ。これは松本拓也がシュートを片手で弾いて得点は与えなかったものの、あわやの場面にスタンドで応援している観客からも選手へゲキが飛ぶ。

チャンスがありながら先制点がなかなか奪えないという状況のなか、前半36分、秋田はコーナーキックを得るとキッカーの日高慶太が蹴ったボールを呉が頭で合わせて待望の先制点が生まれます。さらに同41分には前山恭平のパスを受けた呉が冷静にシュートを決めて追加点。前半を2−0で折り返します。

後半も開始早々から攻め込む秋田ですがシュートの精度を欠いてなかなかゴールが奪えず。そして相手の足が完全に止まった終盤になってようやく、浦島貴大、遊馬将也、深井脩平が立て続けにゴールを決めて3点追加。前後半合計で35本のシュートを放った秋田が、守備で奮闘を見せていた猿田興業を下し、5対0で勝利を飾るとともに15年連続23回目(前身のTDKサッカー部時代を含む。ブラウブリッツとしては7年連続7回目)となる天皇杯本大会出場を決めました。

天皇杯1回戦は8月27日(土)あきぎんスタジアムにて、初戦の相手は青森県代表のヴァンラーレ八戸との対戦(13時キックオフ)です。昨季のJFL第1ステージ覇者であり、J3昇格を狙う八戸とは公式戦で初対戦となります。同じ北東北として負けられないダービーマッチ。秋田県代表として天皇杯で闘うブラウブリッツ秋田の応援をぜひともよろしくお願いいたします!

8月7日アウェイ カターレ富山戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第20節、ブラウブリッツ秋田は敵地でカターレ富山と対戦し、結果は1対0で勝利しました。

アウェイでは4月のY.S.C.C.横浜戦以降、勝ち星から遠ざかっている秋田。前節ホームで行われた藤枝MYFC戦で勝った勢いそのままに、連勝、アウェイでの勝ち点3を狙いたいところだ。その対戦相手となる富山とは、5月のホームでは1−0で秋田が勝利。「アウェイでの借りはホームで!」と意気込む富山は、この時点で秋田よりも順位はひとつ上の5位。上位浮上のためにも秋田にとっては大事な一戦です。そしてこの日は、日曜の夕方開催ながら秋田をはじめ全国各地から約40名の秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。いつもありがとうございます!

最高気温が35℃を超える猛暑となった富山市は、会場の富山県総合運動公園陸上競技場は夕方でも気温が下がらず、30℃近くの暑さのなかで始まったこの一戦。序盤から高い位置での激しいボールの奪い合いを繰り広げる両チーム。秋田は前節・藤枝戦に続いて先発出場のルーキー、青島拓馬がファーストシュートを放つ。その後も一進一退の攻防が続くなか前半45分、右サイドで日髙慶太のパスを受けた田中智大が倒されてフリーキックのチャンス。キッカーを務めるのは青島。青島が蹴ったボールは高い放物線を描いて中央へ送り込まれると浦島貴大が頭で合わせる。このシュートは相手選手のブロックによって阻まれたものの、そのこぼれ球を拾った田中が冷静にコースを狙ってシュート。これがゴール左に突き刺ささり、第12節の鹿児島ユナイテッドFC戦以来となる今季3得点目の田中のゴールで秋田に待望の先制点がもたらされました。

1点リードで折り返した後半、追加点を狙う秋田は序盤から積極的に攻めて主導権を握ります。一方、まずは同点に追いつきたい富山は後半13分に苔口卓也を投入し前線へ、そして空いた左サイドバックのポジションにドリブラーの北井佑季を置いて攻撃の活性を図ります。ここから富山の反撃がスタート。これに対して間瀬秀一監督は、後半20分に浦島を替えて久富賢、さらに同26分には川田和宏に替えて比嘉諒人、とフレッシュな選手を次々投入。やや押されぎみの展開のなかで久富、比嘉が前線で積極的にプレスをかけてボールを奪いに行く。

後半76分、先制点を決めた田中に替えて前山恭平がピッチへ。その直後、混戦のなかから久富、前山、比嘉が立て続けにシュートを放つも富山の必死のディフェンスによってゴールを割ることができず。ここから富山は途中交代で入った長身の内田錬平めがけてロングボールを入れるパワープレーで最後の反撃へ。これに対して秋田は、守護神・松本拓也を中心に懸命のディフェンスで前線に放り込まれたボールを幾度も跳ね返す。すると、試合終了まで残り5分を切ったところで青島が足をつるアクシデント。既に交代選手のカードを使い切ってる秋田だが、青島は自らOKサインを出してプレーに戻る。

富山の猛反撃に対して防戦一方となる秋田。後半のロスタイムは4分。足をつりながらも前線でプレスをかけにいく青島の必死のプレーに秋田サポーターから大きな歓声が沸き上がります。青島以外にも新里彰平、山田尚幸も足がつっていた模様。そして長いロスタイムが終わって試合終了のホイッスル。前節に続いて相手を無失点に抑えた秋田が1−0で勝利を飾りました。4月以来となるひさびさの連勝です。この結果、8勝7分5敗の勝ち点31とした秋田は順位をひとつ上げて5位浮上。翌週に未消化だった第5節の2試合が行われたことによって現在の順位は6位に下がったものの上位との差は確実に縮まっており、連勝を伸ばしていきたいところ。次節は、9月10日(土)あきぎんスタジアムにて、Y.S.C.C.横浜との対戦(14時キックオフ)となります。

8月はこの1試合を終えてリーグ戦は中断期間に入り、いよいよ天皇杯が始まります。まずは秋田県代表を決める第26回秋田県総合サッカー選手権大会 兼 天皇杯秋田県予選・決勝が、8月21日(日)あきぎんスタジアムにて行われます。スーパーシードの秋田は、今季から東北1部リーグに所属している猿田興業との対戦(14時04分キックオフ)となります。
この試合は入場無料となりますので、ブラウブリッツ秋田の試合をまだ観たことがないという方は生で観る絶好のチャンスです! ぜひ会場にお越しいただき、天皇杯に向けて闘う選手たちに熱いご声援をお願いいたします。

8月6日 竿燈市民パレード参加者募集のお知らせ

8月3日(水)~6日(土)にかけて開催される2016年の秋田竿燈まつり。
今年も竿燈まつりの最終日に行われる市民パレードにブラウブリッツ秋田が参加することが決定いたしました。

大勢の方々が訪れる秋田を代表する竿燈まつりでクラブをPRします。どなたでも参加可能ですので、是非ご参加ください。竿燈大通りをブラウブリッツブルーで染めましょう!

■実施日
2016年8月6日(土)18時40分〜19時

■会場
竿燈大通り

■集合時間
18時15分

■集合場所
トヨタ自動車跡地(山王十字路、ニッポンレンタカー隣)

■パレードコース
山王十字路(トヨタ自動車跡地)→竿燈大通り(秋田駅方面へ)→川反交番方面

■申込方法
参加いただける方は、当日の人数把握のため「代表者氏名」、「参加者人数」、「お電話番号」をご記入の上、event@blaublitz.jpまでお申込ください。なお、お申込時はタイトルに「竿燈パレード参加」の旨、ご記入お願いいたします。

なお、当日の飛び入り参加も大歓迎です!

■備考
・レプリカユニフォームやTシャツなどクラブカラーの物の着用をお願いいたします。
・フラッグや横断幕、鳴りものなどの持参も大歓迎です。
・会場周辺は交通規制などで大変な混雑が予想されます。駐車場は各自で確保をお願いいたします。雨天決行となります。ただし、竿燈祭り中止時にはパレードも中止となります。