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2018シーズン第22節 vs相模原SC 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第22節、ブラウブリッツ秋田は敵地で11位・SC相模原と対戦し、試合終了間際に久富賢の決勝ゴールで1対0で勝利。順位は7位から5位に浮上しました。

7月にホームで対戦した際は前半に藤山智史のゴールで先制するも後半に2失点で逆転負けを喫しており相模原にアウェイでの秋田戦初勝利を献上している。それだけに敵地でリベンジを果たしたいところ。ちなみに2013年の初対戦以降、秋田はアウェイでの相模原戦でいまだ未勝利となっている。

この日の出場メンバーは、江口直生が秋田加入後2年目で初のスタメン。試合でも江口は積極果敢にミドルシュートを放って相手ゴールを脅かすなど活躍を見せました。

前半、後半ともに有利な展開でゲームを支配していた秋田は、絶好のチャンスからゴールネットを2度揺らすもオフサイド、ハンドの判定によっていずれもノーゴール。守備陣は現在得点ランキング1位のジョン・ガブリエルを見事に抑えるなどしっかりとゴールに鍵をかけるもなかなか得点が奪えずついにスコアレスのままアディショナルタイムに突入。

するとアディショナルタイム3分が経過し、最後の攻撃となった秋田にビッグチャンスが! 左サイドで山田樹から外山凌に縦パスが入ると、外山はヒールで流して中村亮太にパス。相手DFを背負っていた中村は身体を反転させて交わしながらパスを受けると、ドリブル突破で一気に中央へ。ここで中村と同じく途中交代で入った古田寛幸がゴール前のスペースへ抜けてラストパスを受けようとするも、中村は逆側でフリーとなっていた久富賢へのパスを選択。中村からパスを受けた久富はダイレクトで左足を振り抜くと、低い弾道のシュートは相手GKの手をかすめながらゴール左隅に決まり、ついに均衡が破れる。久冨は4月の第8節・富山戦以来となるゴール(今季4得点目)。そして相模原の最後の反撃を凌いだところで試合終了のホイッスルが鳴り、土壇場で決勝ゴールを決めた秋田は今季初の4連勝。アウェイ相模原戦初勝利で見事にリベンジを果たしました。

この結果、10勝3分8敗で勝ち点を33とした秋田は順位を7位から5位に上げました。上位2チームが勝利したためJ2昇格圏内となる2位・鹿児島との勝ち点差は7で変わらず。ですが、劇的な勝利が2試合続いてチームに勢いが出てきてるだけに、さらにここから勝ち点を積み上げていって上位を猛追したいところです! さて次節は、9月5日(土)にホーム・あきぎんスタジアムに6位・ガイナーレ鳥取を迎えての対戦(15時キックオフ)となります。同じくJ2昇格を目指すライバルが相手だけに絶対に負けられない一戦です!

前山の豪快ボレー炸裂!10月14日アウェイ SC相模原戦を終えて

2017シーズン明治安田生命J3リーグ第27節、ブラウブリッツ秋田は敵地でSC相模原と対戦し、1対1で引き分け。前半に先制されながらも後半に前山恭平のゴールで追いついた秋田は勝ち点を46とし、3位をキープしました。

今年6月の対戦では田中智大が自ら獲得したPKを決めて相模原から1対0で勝利をあげている秋田。しかし過去のデータを振り返ってみるとお互いに敵地で勝利をあげてはおらず、優勝争いに踏みとどまりたい秋田にとしては敵地ギオンスタジアムで初勝利をあげたいところ。注目の先発メンバーには、ケガから復帰の浦島貴大が今季初スタメン入り。さらに第25節の鹿児島戦でも活躍を見せた堺俊暉が2試合ぶり、ゲームメイクが期待される日髙慶太が第24節の琉球戦以来3試合ぶりに先発出場を果たしています。

キックオフ時には雨もあがり、秋田側の応援席にはバックスタンド&ゴール裏あわせて約70名のサポーターが応援に駆けつけてくださいました。前半は風上となった秋田は前半7分にこぼれ球を拾った山田樹がミドルシュートも枠外。直後の同8分にはフリーキックのチャンスもキッカー山田尚幸が蹴ったシュートはゴール右上に大きく外れます。するとここから相模原の反撃となり前半13分、相手に与えた最初のチャンスとなるコーナーキックを長身の梅井大輝に頭で合わせられて失点。ここから秋田は反撃に出るもフィニッシュまで繋げることはできずに0対1のまま前半を終えます。

そして迎えた後半開始早々にビッグチャンスが! 前山の縦パスに反応した山田(樹)がGKと1vs1となりシュート。しかしここは相模原のGK川口能活の好セーブによって阻まれて得点ならず。このあと追加点を狙う相模原の猛攻に遭うも、守護神・松本拓也が好セーブを連発してゴールを死守。すると後半20分、途中交代で入ったばかりの古田寛幸が右サイドでパスを受けると相手2選手のプレスをかわして一気にドリブル突破、そこからゴール前へクロスを入れると、ゴール前でフリーとなっていた前山がダイレクトで右足を振り抜くボレーシュート。これがゴール右に突き刺さって秋田がようやく同点に追いつきます!

前山の同点弾を足がかりに一気の畳み掛けで逆転を狙う秋田だが、再三のチャンスもゴールを決めることができず。試合終了間際には相手のコーナーキックとなるピンチを迎えるも、これは松本がキャッチしたところで試合終了のホイッスル。先制されながらも追いついて勝ち点1を獲得した秋田であったが、またもギオンスタジアムで勝利をあげることはできませんでした。

この結果、13勝7分5敗で勝ち点46の秋田は、この日試合がなかった2位・アスルクラロ沼津と勝ち点差1まで縮まったものの、4位・カターレ富山に勝ち点で並ばれてしまうことに。首位・栃木SCとの差(6差)がさらに開き、4位以下との差が縮まるなか最近5戦白星がない秋田としてはホームに戻ってのゲームで勝ち点3をゲットし、優勝争いに踏みとどまりたいところだ。その次節ホームゲームは、10月22日(日)あきぎんスタジアムに8位・ギラヴァンツ北九州を迎えての一戦となります。

今季開幕戦では敵地でドロー。それぞれが前身(秋田はTDK SC、北九州はニューウェーブ北九州)となる2009年に秋田で対戦しており、このときは秋田が現・強化部スタッフの池田昌広の2ゴールなどでJ2昇格を目指す相手を圧倒し、4対2で勝利をあげています。秋田攻撃陣の奮起に期待しましょう!