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10月30日ホーム 大分トリニータ戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第27節、ブラウブリッツ秋田はホームのあきぎんスタジアムで大分トリニータと対戦し、結果は残念ながら0対1で敗れました。

前節はセレッソ大阪U-23と対戦し、前山恭平、久富賢のゴールでひさびさにアウェイで勝利(2対1)を飾った秋田。アウェイ2連戦を1勝1敗で終え、リーグは残り4試合。そのうち今季まだ1敗のみとホームで強さを発揮している秋田にとっては、ホームがまだ3試合あることから上位進出の可能性を大きく残しており、2位・大分との対戦は重要な一戦となっておりました。

小雨がぱらつくなど天候が不安定のなか、1931人の観客が応援に駆けつけたゲームは13時にキックオフ。前半は序盤から相手の厳しいチェックに苦戦しながらも素早くパスをつないで果敢にゴールを狙っていく秋田。しかし惜しい場面がありながらも決定力に欠けて先制点を奪うまでには至らず。一進一退の攻防が続くなか、前半39分、相手のコーナーキック時、ペナルティーエリア内の競り合いで新里彰平が相手選手を後ろから押し倒したとしてPKを与えてしまうと、これを決められて先制点を許します。ところがこの直後、左サイドから前線へロングフィードを狙った深井脩平に対し、大分の伊佐耕平がアフターぎみにスライディング。これが危険なプレーとジャッジした主審はレッドカードを提示し、伊佐は退場。前半のうちに同点に追いつくことができなかった秋田ですが、1人多い状態で後半を闘うことになります。

そして迎えた後半ですが、数的不利となった大分は自陣内で人数をかけてゴール前を固めます。これに対して秋田は下がりぎみの相手を引き出そうとサイドに大きく展開したり、中盤での細かいパス交換からリーグで2番目に失点が少ない大分の守備を崩しにかかるも、フィニッシュ前のクロスやパスに精度を欠き、こじあけることができません。後半は相手陣内でほぼボールを支配していた秋田でしたが、最後まで得点を奪うことができず試合終了。昨年8月から続いていたホームでの18試合連続得点の記録も途絶えてしまった秋田は、今年6月の鹿児島ユナイテッドFC戦以来となるホームでの悔しい敗戦となりました。

この結果、12勝7分8敗で勝ち点43の秋田は順位は変わらず、5位のまま停滞。しかし、3位・鹿児島、4位・富山も敗れているため、この日の敗戦で優勝の可能性は消えた秋田ですがまだまだ上位を狙える位置につけております。さて次節は、11月6日(日)ホーム・秋田市営八橋運動公園陸上競技場にSC相模原を迎えての一戦(13時キックオフ)となります。この日の結果によっては過去最高成績(7位以上)が確定するかもしれない負けられない一戦です!

なお、この試合はブラウブリッツ秋田史上初の入場者数5,000人超えを目指し、『5,000人de応援デー』と題して行われます。当日は多数のお客様がご来場されるため、スタジアム周辺駐車場の混雑が予想されます。お気をつけてご来場ください。
それでは八橋陸上競技場でお会いしましょう!

10月22日アウェイ セレッソ大阪U-23戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第26節、ブラウブリッツ秋田は敵地でセレッソ大阪U-23と対戦し、結果は2対1で勝利しました。

前節の鹿児島ユナイテッドFC戦に敗れ、上位進出のためにはアウェイといえども連敗は許されない秋田。アウェイ2連戦となる今節は、今年7月の対戦で引き分けているセレッソ大阪U-23との対戦です。この日は、出場停止の比嘉諒人に代わって川田和宏、さらに前線には前山恭平、堺俊暉がひさびさの先発メンバー入りを果たしました。

時折小雨も降るキンチョウスタジアム。ゲームは14時にキックオフ。前半、序盤から相手陣内へと攻め込む秋田は日髙慶太を起点に前線へとパスが繋がる。前半15分、ゴールから約25m離れた位置で相手のファウルからFKのチャンスを得た秋田。キッカー・川田の左足から直接放たれたシュートは枠内を捉えるも相手GKがキャッチで得点ならず。同32分、再びFKのチャンスを得ると、キッカー・日高が蹴ったボールを山田尚幸、前山が頭でつなぎ、ゴール前で深井脩平が左足を振り抜きボレーシュートでネットを揺らすも、直前の競り合った場面で堀田秀平がファールを取られていたため得点は認められず。

すると同39分、C大阪23は自陣でボールを奪うとすかさず右サイドに展開してカウンター攻撃。パスを受けた沖野将基がドリブルで駆け上がると、PA手前で深井をかわしてエリア内に侵入、そのままシュートもファーポストに直撃で命拾い。さらにその跳ね返りを拾われたものの深井が懸命のブロックで防いでピンチを凌ぎ切る。この直後、秋田はCKのチャンスを得ると、キッカー・青島拓馬が蹴ったボールをニアサイドで山田が右足に当ててコースを変えるも相手DFが身体に当ててブロック。すると、こぼれ球を拾った前山が右足を振り抜き、強烈なシュートがゴールに突き刺さる! 間瀬秀一監督の起用に見事に応えた前山のゴールで秋田に待望の先制点が生まれました!

エンドが変わった後半、秋田は1トップの堺にボールを入れて前線で溜めを作りチャンスを伺う。一方、早い時間帯で同点に追い付きたいC大阪23は後半13分、左サイドで温井駿斗がパスをカットすると、中央へ駆け上がってフリーとなった沖野にパス。沖野は秋田のGK松本拓也との1vs1から松本の股の下を通そうとシュートを放つが、間一髪松本が足に当ててセーブ。この直後、相手のトラップミスを前山が拾うとドリブル突破からPA内へ侵入、すかさず左足でクロスを入れると、逆サイドを駆け上がった堺が胸トラップでボールを落としてシュート。しかし、これは角度が厳しかったか枠を捉えることができずサイドネットへ。同17分、秋田はこぼれ球を相手に拾われてシュートを打たれるも、深井が足に当てて必死のブロックでゴールを割らせず。

秋田の守備陣が奮闘を見せて再三のピンチを凌ぎ切ると後半22分、相手のパスをカットした新里彰平がすかさず前線へパス。このパスをセンターサークル内で受けた久富賢がドリブルで一気に駆け上がると、PA手前でフリーになっている日高にパス。すると日高は狙いすましたかのように相手DFとGKの間を通す低いパスをゴール前へ。このパスを久富が滑り込みながら右足に当ててゴールへ流し込み、貴重な追加点を秋田にもたらしました! ところが直後の同24分、秋田は一瞬のスキを突かれて昨季秋田に期限付き移籍でプレーしていた米澤令衣にゴールを許し、再び1点差に。

1点差となってさらに猛攻を仕掛けるC大阪23に対し、間瀬監督は後半30分に川田に代えて下田光平、山田に代えて熊谷達也をピッチへ送り込む。防戦一方となる秋田だが守護神・松本を中心に集中した守りを見せる。そして最後まで相手の猛攻を凌ぎ切ったところで試合終了のホイッスル。1点差で見事に逃げ切った秋田が、今年8月のカターレ富山戦以来となるアウェイでの今季3勝目をあげました!

この結果、12勝7分7敗で勝ち点43とした秋田は順位をひとつ上げて5位に。次節は10月30日(日)、ホーム・あきぎんスタジアムに大分トリニータを迎えての一戦となります。ホームでは現在5連勝中の秋田が現在2位の大分を迎え撃つ一戦は13時キックオフです! それでは、あきぎんスタジアムでお会いしましょう!!

10月16日アウェイ 鹿児島ユナイテッドFC戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第25節、ブラウブリッツ秋田は敵地で鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、残念ながら0対1で敗れました。

ホームでの東北ダービー2連戦を連勝し、順位を4位まで上げた秋田。そしてこの日の対戦相手は3位の鹿児島。今季ホームで唯一黒星を喫した鹿児島との一戦。敵地でこの借りをきっちり返して順位を上回りたいところだ。秋田から約1200キロ離れたアウェイで行われたこの日のゲームには、会場となる鹿児島県立鴨池陸上競技場に約20名の秋田サポーターが集結しました。みなさま、ありがとうございます!

今節は、イエローカード累積で前節出場停止となっていた新里彰平がスタメンに復帰。そして、新里に代わって前節でスタメン出場を果たした堀田秀平が今節も続いて先発に名を連ねました。気温25度、湿度74%と秋田とは異なり蒸し暑いなか13時にキックオフ。前半は風下となる秋田ですが、呉大陸のファーストシュートから序盤は秋田が攻勢に出ます。さらに守備の面でも、前半23分に相手のスルーパスでピンチを迎えますが、新里が見事なカバーリングでシュートを阻止。ここから両チームが高い位置でボールを奪うとすかさずカウンター攻撃を仕掛ける展開もお互いに決め手を欠いて前半をスコアレスで終える。

そして迎えた後半、風上に立った秋田にこの日最大のチャンス。同4分、コーナーキックからのセットプレーで相手に当たって中央へ流れたボールを田中智大が頭で合わせるも、シュートはクロスバー直撃で惜しくもゴールならず。すると同11分、相手FWがドリブルでサイドを突破しようとしたところを比嘉諒人が身体を入れて防ぐも、その際に比嘉の手が相手の顔に当たったことによるラフプレーと判定され、この日2枚めのイエローカードとなり退場。秋田は一人少ない状況となってしまう。ここから流れが変わり、鹿児島が猛攻に防戦一方となる秋田。そして同26分、コーナーキックからのクリアミスのこぼれ球を相手に押し込まれて失点。秋田は先制点を奪われてさらに厳しい状況となります。

早く同点に追い付きたい秋田は、守護神・松本拓也の好セーブで鹿児島の決定的チャンスを阻むと反撃へ。しかし、その後に放った秋田のシュートはいずれも枠を捉えることができずこのまま試合終了。守備陣が最後まで懸命な守りを見せて相手に追加点を与えなかったものの数的不利となった攻撃陣は1点が遠く、0対1で敗れてしまいました。

この結果、11勝7分7敗の勝ち点40で足踏みとなった秋田は順位を2つ下げて6位に後退。次節は、10月22日(土)敵地・キンチョウスタジアムにて11位のセレッソ大阪U-23と対戦(14時キックオフ)となります。現在3連勝中で好調の相手ですが、上位に離されたくない秋田としてはリーグ終盤での連敗は避けたいところ。今年7月の対戦では、昨季レンタル移籍にて秋田でプレーした米澤令衣に得点を許しており、米澤を自由にプレーさせないことが勝負の鍵となりそうだ。

現地・大阪に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。

すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!