3月20日アウェイ vsガイナーレ鳥取を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第2節、ブラウブリッツ秋田はガイナーレ鳥取と対戦し、結果は1対1での引き分けとなりました。

前節の福島U戦に続いてアウェイ連戦となる秋田。鳥取のホームスタジアム、とりぎんバードスタジアムには、アウェイ鳥取戦では過去最高人数となる約30名の秋田サポーターが全国各地から集結。また、今節もBB所属選手がかつて在籍していたチームのサポーターの方々が横断幕、ゲーフラを持って応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございます!

前半、風下でプレーとなる秋田ですが、序盤から攻勢に出ます。対する鳥取は、DF裏を狙って前線にロングパスを入れようと試みますが、これは秋田のDF陣が冷静に対応。前半18分、鳥取のFKでは“秋田の守護神”松本拓也がパンチングでクリアし、ゴールを割らせません。

前半は秋田ペースで試合が進むなか、前半24分に絶好のチャンスが秋田に訪れます。熊谷達也がセンターサークル手前の位置から前線へロングフィード。このボールを相手DFがヘディングで落としますが、連携ミスからボールがこぼれると走り込んだ久富賢がシュート。相手GKが伸ばした右手の下を通り過ぎていったボールがゴールネットに突き刺さり、秋田に待望の先制点が生まれます!

先にゴールを決めて勢いに乗る秋田は、直後の同25分に前山恭平、同31分に熊谷がシュートを放つもいずれもGK正面。さらに、同42分には、浦島貴大からのスルーパスをエリア内で受けた堀田秀平がボールをキープし、左サイド奥でフリーの新里彰平にパス。新里が中央にクロスを入れると、待ち構えていた呉大陸がヘッド。しかし、このシュートはポスト直撃でゴールならず。前節に続いて幾度もチャンスがありながらも追加点を奪うことができず、1-0のまま前半終了です。

そして後半、一進一退の攻防が続くなか、後半19分に先制ゴールを決めた久富がシュートを放つも相手GKが足でブロックしてゴールならず。後半25分には、遊馬将也に代わって堺俊暉がピッチに入り、追加点を狙います。しかし、ホーム開幕戦で負けられない鳥取もここから反撃。後半26分、直前に交代で入った廣田隆治がペナルティエリア手前やや左でパスを受けると、中央に切り込んでミドルシュート。これを松本がジャンプしてパンチングで弾き、ピンチを逃れます。

ここから再び一進一退の攻防となるも、鳥取が後半43分に川鍋良祐を投入し、パワープレイを仕掛けてきます。1点差を守ってなんとか逃げ切りたい秋田。しかし、ロスタイムに突入した後半46分、相手のクロスボールを堀田がヘディングでクリアし、ボールは逆サイドへ。そのこぼれ球を拾われると再びクロス。このボールを呉がヘディングでクリアしようとするも、ジャンプにあわせて身体を寄せてきたフェルナンジーニョに阻まれ、タイミングが合わず。すると胸でボールをトラップしたフェルナンジーニョがシュート。反応した松本が右手を伸ばすも届かず。同点に追いつかれてしまう。

終了直前には相手コーナーキックのカウンターから相手陣内でスローイングのチャンス。山田のロングスローに最後の望みをかけるも勝ち越しとはならずに試合終了。前節・福島U戦に続いて勝利目前での失点から同点に追いつかれ、勝ち点3が目の前で遠のいていく結果となりました。

アウェイ2連戦で負けはしなかったものの、サッカーの難しさを思い知らされたブラウブリッツ秋田は、いよいよ4月3日(日)ホーム開幕戦を迎えます。相手は、今季からJ3リーグに参戦したFC東京U-23です。この試合では、先日のリオ五輪・アジア最終予選で大会MVPを獲得する活躍を見せた中島翔哉の出場も予想されています。さらに、先月19日にケガから半年ぶりの復帰をはたしたばかりの平山相太が、OA枠で出場するのではないかとも言われており、いずれにしても厳しい戦いとなることは間違いありません。

4月13日(日)あきぎんスタジアムにて13時キックオフ。
今シーズン初勝利を目指して試合に臨む選手たちをみなさんの声援で後押ししましょう!

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