6月26日アウェイ 大分トリニータ戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第14節、ブラウブリッツ秋田は敵地で大分トリニータと対戦し、0対1で敗れてしまいました。

この日、大分トリニータの本拠地・大分銀行ドームには秋田、そして全国各地から約20名の秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございます!

6月に入り、ホームでの鹿児島ユナイテッド戦(12日)で敗れて今季初黒星となった秋田は、前節ではアウェイで藤枝MYFCと対戦し、一度は同点に追いついたもののロスタイム突入時に勝ち越しゴールを許して敗戦。今季初の連敗、そして5月15日のカターレ富山戦を最後に勝ち星からも遠ざかっているという厳しい状況となっておりました。

この日の対戦相手である大分は、かつてJ1にも所属し、2008年にはナビスコ杯を制覇している強豪チーム。J3に降格した今季は、開幕から3連勝と好スタートを切ったものの4月から5月にかけて負けが先行するという予想外の展開に。それでも大分は、前節の盛岡グルージャ戦は引き分けだったものその前には3連勝をあげており、順位を一気に3位まで上げて好調を維持しているだけに、秋田にとっては厳しい試合となることが戦前から予想されていました。

前半、中盤で激しくぶつかり合う両チーム。そんななか最初にチャンスを得たのは秋田。前半9分、前節・藤枝戦で頭部を負傷し、この日は頭にテーピングを巻いての強行出場となった比嘉が、左サイドでボールを受けるとドリブルからPA内へと侵入し、中央へクロス。ここに田中智大が飛び込むで合わせようとするも相手DFのブロックに遭って混戦状態に。さらに混戦からのこぼれ球を拾った久富賢がシュートを放つもこれも相手DFに当たって弾き返されてしまいます。以降、秋田はなかなか決定機を作るまでには至らず。逆に大分のカウンター攻撃で何度かピンチを迎えた秋田でしたが、シュート精度に欠ける大分の詰めの甘さに助けられて前半を0対0のまま折り返します。

そして15分間のハーフタイムを終えると、間瀬秀一監督は畠中佑樹に代えて熊谷達也を後半開始から投入します。するとさっそく熊谷が積極的なプレーを見せて徐々に秋田ペースへ。ところが後半11分、自陣でルーズボールの競り合いから相手を倒してしまった比嘉がファールを取られます。ここで大分のキャプテン、松本昌也がFKで中央へ低い弾道のボールを入れると、後半途中から交代で入ったキム・ドンウクに頭であわせられ、大分に先制点を許してしまいます。主導権が秋田に傾きかけたなかでの失点により、秋田は3試合続けて追う展開となります。

まずは同点に追いつきたい秋田は中盤でパスを回しながら相手を崩そうと試みるます。しかし、大分の守備陣は秋田のパスの出どころにプレスをかけ、崩しにかかる秋田の反撃を防ぎます。ならばと秋田は呉大陸を投入し、呉の持ち前である突破力を生かしてサイドから崩そうと試みるものの決定機をなかなか作り出すまでには至らず。結局、この日は前後半合わせてわずかシュート3本で終わった秋田が、最後まで大分の守備陣を崩すことができずに試合終了のホイッスル。0対1で敗れた秋田は3連敗と足踏み状態となってしまいました。

この結果、秋田は5勝6分3敗で勝ち点21のまま、順位は変わらず6位。しかし、まだ首位とは勝ち点6差であり、ここから巻き返しを図って首位を奪うこともできる位置につけております。そのためにもまずは連敗を止めなければいけない秋田の次回ホームゲームは7月3日(日)あきぎんスタジアムにて、今季からJ3リーグに参入したセレッソ大阪U-23との対戦(13時キックオフ)となります。7月は怒涛の5連戦。その初戦でまずは勝利をあげて前半戦を締めくくり、7月攻勢に出るためにも大注目の一戦です! なお当日は、隣接会場で他競技の大会など八橋地区で催事が集中しております。大変混雑が予想されますのでお気をつけておこしください。それでは、あきぎんスタジアムでお会いしましょう!

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