5連勝! 5月7日ホーム 藤枝MYFC戦を終えて

2017シーズン明治安田生命J3リーグ第7節、ブラウブリッツ秋田はホームの秋田市八橋運動公園陸上競技場で藤枝MYFCと対戦し、3対0で勝利。J3リーグ公式戦ではチームタイ記録となる5連勝を飾って首位をキープしました。

前節アウェイで行われたFC琉球との一戦では大量6ゴールを叩き込む完勝(結果は6対1)で、昨年5月以来となる首位に躍り出た秋田。なかでも攻撃においては最近4試合で13得点と大爆発。その攻撃陣を率いる前線の田中智大、前山恭平、久富賢の3トップは好調をキープしており、今節にも期待がかかる。一方、対戦相手の藤枝は、今季ホームでは負けなしもアウェイでは3試合闘っていまだ勝利なしの3連敗中。2015シーズンまで秋田に在籍していたFW三好洋央、GK三宅貴憲が主力として活躍しています。

秋田市の小学生が無料招待され、2118人の観衆を集めたこの日のゲーム。ピッチ上ではやや強い風が吹くなか、藤枝がエンドを変えたことにより秋田は前半風上に。先発メンバーには前節でJ初ゴールを決めた山田樹が今季初先発。するとキックオフ直後、相手のクリアボールがそのままサイドを超えて秋田がスローインの場面。ロングスローを得意とするキャプテン山田尚幸がペナルティーエリア内まで放り入れると、相手DFとの競り合いから田中が頭で後ろへそらしてゴール前へ。このボールを相手DFが頭でクリアしようとするもミートせず横に。このこぼれ球をフリーになっていた前山がダイレクトボレー。前山の豪快なシュートが相手ゴールネットを突き刺し、キックオフからわずか28秒で秋田が先制! 前山は2試合連続ゴール。電光石火の先制弾にスタジアムも大盛り上がりです。

勢いに乗る秋田はさらに攻め続けると、前半7分にFKから韓浩康が蹴ったロングボールは風に乗って前線へ。これを先程同じくPA内で田中が頭で落とすと、ゴール前で前山が相手DFを引き寄せることでフリーになっていた久富へとボールは渡り、久富がこれをダイレクトで左足一閃。これがゴール右に決まって秋田に追加点。3試合連続ゴールの久富は得点ランキングトップに並ぶ今季5ゴール目。好調の前線3人が絡む待望の追加点となった。

幸先良く2点奪った秋田に対し、前半序盤で立て続けに失点してしまった藤枝は秋田の猛攻を凌ぎ切ると徐々に反撃へ。しかし、次の1点が勝敗のカギを握ることを把握している秋田守備陣もGK小澤章人を中心に冷静に対応。藤枝の反撃を抑えて2点リードのまま後半へ。

エンドが変わって後半は風下となる秋田。すると後半9分、中盤で藤山智史が相手の背後からボールを奪いにいくとそのこぼれ球を拾った山田尚がすかさず前線の久富へ。このパスを受けた久富がドリブルでやや下がりながら向きを変えると、前線へスルーパス。これが相手DFの間を走り抜けた田中につながると、田中は並走する相手DFを振り切ってシュート。田中の右足から放たれたボールは相手GK左をすり抜けてネットを揺らす。3試合連続ゴールの田中によって、勝利を引き寄せる3点目が秋田にもたらされた。

3点リードの秋田は最後まで集中力を切らさずに相手のシュートを後半は3本に押さえ、4月の盛岡戦以来となる3試合ぶりの完封勝利。J3リーグ・チームタイ記録となる5連勝を飾った秋田は、5勝1分の勝ち点16で2位富山に2差をつけて首位をキープしました。さて次節は、5月14日(日)敵地・とうほうみんなのスタジアムにて現在4位の福島ユナイテッドFCとの東北ダービー(13時キックオフ)となります。

現地・福島に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。

すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!

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