2016シーズン明治安田生命J3リーグ第24節、ブラウブリッツ秋田はグルージャ盛岡と対戦し、結果は2対0で勝利しました。
盛岡とは今年4月にアウェイで対戦し、後半に追いつかれて1対1の引き分け。前節・福島ユナイテッドFC戦に続く東北ダービーできっちりと連勝、東北三つ巴を制したいところです。この日は午前中にあきぎんスタジアムにて少年サッカーの開会式が開催され、開会式に出席したサッカー少年たちが引き続き午後から行われる秋田vs盛岡を観戦。会場には今季最多となる3380人の観客が集まり、われわれBLUE+AKITAが応援活動を行っているゴール裏も満員となりました。いつもありがとうございます!
さて、試合についてですが、開始早々からいきなり動きます。前半1分、盛岡のCKを松本拓也がダイレクトでキャッチすると、すぐさま右サイドに展開した比嘉諒人へ下手投げでパス。これを受けた比嘉がドリブル突破からカウンター攻撃を仕掛けると、PA手前の中央に駆け上がった日髙慶太にグラウンダーのパス。このパスを日高が左足でPA内へスルーパスを送ると、呉大陸が相手DFを引き付けて生まれたスペースに走り込んだ比嘉がシュート。一度は相手GKに弾かれたものの、こぼれ球を比嘉がそのまま押し込んでゴール。キックオフからわずか2分、カウンターからの見事な速攻劇で秋田が先制します。FC岐阜から期限付き移籍で今季加入した比嘉にとってはこれが秋田での初ゴールです!
幸先良く先制した秋田ですが、このあとは盛岡の反撃を受けて押し込まれる展開が続きます。しかし、再三のピンチも秋田のDF陣が身体を張ってゴール前を防ぎ、得点を許しません。秋田の先制点以降、得点は動かず。1点リードのまま後半となります。そして迎えた後半も同点に追いつきたい盛岡の攻撃に秋田がやや押される形に。秋田は高い位置で攻撃をする盛岡の裏を突いて前線にロングボールを入れるも、なかなかゴールへとは結びつかず、それでも時間が経つにつれて徐々に前線へボールが集まり始めます。
すると後半25分、ビルドアップしようとした相手DFのパスを呉大陸がカットすると、こぼれ球を拾った田中智大がドリブルでPA内へ侵入。反対側でフリーとなっている呉にパスを出そうとしたところで飛び込んできた相手DFの手にボールが当たってPKを得ます。キッカーを務めるのは田中。ここを田中は冷静にゴール右隅に決め、秋田に待望の追加点! チーム最多となる今季7ゴール目を記録した田中は、これでホームゲーム3試合連続となるPKでのゴールを獲得。持ち前の勝負強さを大事な場面でまたも発揮してくれました!
試合は秋田がこのまま逃げ切って2対0で勝利。東北ダービー2連戦を連勝で締めくくりました。この結果、11勝7分6敗で勝ち点40とした秋田は、同じく勝ち点で並ぶカターレ富山を得失点差で上回って4位に浮上です! さて、次節は10月16日(日)、敵地・鹿児島県立鴨池陸上競技場にて3位の鹿児島ユナイテッドFCと対戦(13時キックオフ)となります。今季ホームで唯一黒星を喫した鹿児島との一戦。敵地でこの借りをきっちり返して順位を上回りたいところです!
現地・鹿児島に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。
すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!