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2018シーズン第33節 vs福島ユナイテッドFC 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第33節、ブラウブリッツ秋田は敵地で9位・福島ユナイテッドFCと対戦し、2対0で完封勝利。今季ホーム開幕戦のリベンジを果たしました。

前節 ・富山戦でホーム最終戦も終わり、シーズンは残り2戦。今節は東北ダービーということもあって約150名の秋田サポーターがとうほう・みんなのスタジアムに駆けつけました。

試合は前半9分、相手のパスミスを奪った江口直生が相手DF裏へ抜けた中村亮太にスルーパスを送ると、ダイレクトで合わせた中村のシュートがゴールネットを揺らして幸先良く先制。1対0で折り返した後半5分には、中盤でボールを奪っての高速カウンターから左サイドを突破した中村がゴール前へマイナスぎみにクロスを入れると、ゴール前へ飛び込んだ外山凌がダイレクトで合わせて追加点を奪い、2対0で完勝。ホーム開幕戦で敗れた相手に見事リベンジを果たしました。

この結果、秋田は12勝7分12敗で勝ち点43となり、順位は変わらず8位。次節・12月2日(日)はいよいよ今シーズン最終戦・アスルクラロ沼津戦(愛鷹広域運動公園多目的競技場、13時キックオフ)となります。

2018シーズン第25節 vs鹿児島ユナイテッドFC 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第25節、ブラウブリッツ秋田は敵地で3位・鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、2対2の引き分けで順位は変わらず6位のままで足踏み状態となりました。

台風24号が九州に接近するなか開催された3位・鹿児島との対戦。リーグ戦は残りあと9試合、J2昇格を目指すライバルとの対戦で勝ち点差を縮めたい秋田としては、絶対に勝たなければいけないゲームでした。また台風接近によって帰路の心配もあるなか、秋田をはじめ全国各地から約20名近いサポーターが鹿児島まで応援に駆けつけてくださいました。この一戦にかける熱い想い、サポーターの応援にも熱が入ります。

試合前そして試合中も雨が降ったりやんだり、さらに時折雨が激しくなるなかで行われたゲームは、ワントップで先発起用となった中村亮太が躍動。開始直後から秋田が攻勢に出てチャンスを演出する。しかし、サイドをうまく使って攻撃に出る相手はすぐさま反撃に出ると、前半9分、秋田は左サイドを崩されて失点。3試合続けて先制を許す展開に。早い時間帯で追いつきたい秋田だが、失点直後も劣勢のまま守備に追われ、前半に放ったシュートはわずかに2本。それでも連続失点は許さなかっただけに風上となる後半での反撃に期待がかかります。

エンドが変わった後半、秋田の間瀬秀一監督は藤田祥史、薗田淳を投入し、各ポジションを入れ替えて立て直しを図ると早速ビッグチャンスが! 後半2分、藤山智史から江口直生に縦パスが入ると、右サイドを抜け出した江口はダイレクトでクロス。するとゴール前へ走った藤田がニアで合わせてゴール! 後半から入った藤田がいきなり大仕事をやってのけ、秋田が同点に追いつきます。

そして試合再開直後、相手選手が報復行為で一発レッド退場となり、ひとり多い秋田が優位となるも追加点をなかなか奪うことができず。試合の残り時間も刻一刻と少なくなっていくかな、ついに均衡が破れます。アディショナルタイム突入直前の後半44分、先程と同じく藤山からハーフスペースに抜けた江口へ縦パスが通ると、すかさず江口がクロス。するとカバーに入った相手選手の足に当たったボールは、相手GKの頭上を飛び越えそのままゴールマウスへ。ここに外山凌が左足を高く上げて飛び込み、必死に伸ばした左足でボールをゴールへ押し込んで逆転ゴール! 外山の今季2点目となる値千金のゴールにより秋田が土壇場で試合をひっくり返します!

アディショナルタイムは5分。最後の反撃に出る鹿児島に対し、なんとか逃げ切ってアウェイでの勝ち点3を掴みたい秋田。ところが後半45+3分、防戦一方となった秋田は相手の攻撃を止めることができずにまさかの失点で追いつかれて試合終了。目の前にしていた勝ち点3を逃した秋田にとっては、負けはしなかったものの非常に厳しい結果となってしまいました。

この結果、10勝6分8敗で勝ち点36の秋田は、順位は変わらず6位のまま。J2昇格圏内となる2位・鹿児島との差は変わらず勝ち点差は8のままとなっております。

さて、次節は10月7日(日)、ホーム・あきぎんスタジアムに4位・ザスパクサツ群馬を迎えての一戦となります。J2ライセンス取得後に初めて迎えるホームゲーム、そして相手は同じJ2昇格を目指す群馬。絶対に負けられない一戦です!

なお、台風25号が接近していることもあり、試合当日の開場時間、キックオフ時間ならびにイベント開催が変更となる可能性があります。こちらに関する情報は、ブラウブリッツ秋田公式サイトにて随時お知らせしておりますので、まめにチェックしてください。よろしくお願いいたします。

2018シーズン第21節 vsグルージャ盛岡 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第21節、ブラウブリッツ秋田はホーム・あきぎんスタジアムで13位・グルージャ盛岡と対戦し、後半39分に青島拓馬の逆転ゴールで2対1の勝利。順位は8位から7位に浮上しました。

グルージャ盛岡との”北東北ダービー”は毎年拮抗した勝負が繰り広げられているが、4月に行われたアウェイ戦では秋田が先制したものの後半に追いつかれ、そして試合終了直前に逆転ゴールを許すという悔しい結果となった。それだけにホームできっちりとこの借りを返したいところ。

先発メンバーは前節と変わらず。秋晴れとなったものの気温27℃と強い陽射しが照りつけるなか15時にキックオフ。前半の序盤は盛岡が高い位置でプレスをかけボールを奪いにくるのに対し、秋田はビルドアップ中でのパスミスから徐々に受けに回る展開となる。すると前半18分、相手のボールホルダーへの寄せが甘くなったところでミドルシュートを打たれると、ブロックにいった秋田の選手の身体にわずかにかすったシュートはそのままドライブぎみに回転しながらGK松本拓也の伸ばした手をすり抜けてゴールネットへ。秋田が先制ゴールを許す展開となる。

逆転勝ちが少ない秋田としては序盤から苦しい展開となるも、ここで崩れることなく連続失点を防ぐと前半30分を過ぎたあたりから徐々に秋田ペースで試合は展開。決定機を何度か迎えるも得点ならず0対1のまま後半へ。

そして迎えた後半、先にリードを奪った盛岡がやや引いた状態となったところで徐々に秋田が攻勢に出ると前半8分、右サイド奥から平石直人がドリブルで中央へ仕掛けようとしたところで相手のディフェンスに阻まれるも、そのこぼれ球に反応した藤山智史がダイレクトでゴール前へクロスを入れる。すると、パンチングに行った相手GKの手をすり抜けたボールにファーで反応したのは、新加入で前節の秋田デビュー戦でも活躍を見せた外山凌。外山は高くジャンプして左足で合わせると、ボールはそのままゴールマウスへと吸い込まれてついに同点に! 前節では絶好のチャンスでゴールを決めることができなかった外山だったが大事な場面で貴重な同点ゴールを決めました。

後半の早い時間帯で追いついた勢いに乗る秋田。一方、秋田が前がかりになったところでボールを奪って素早いカウンターを仕掛けたい盛岡もその思惑通り再三にわたって秋田ゴールを脅かすも得点ならず。ここで秋田の間瀬秀一監督は、青島拓馬、中村亮太、久富賢と攻撃型の選手を次々とピッチへ投入して逆転を狙いに行く。

ダービーらしい両者譲らぬ目まぐるしい展開となるなか、試合が終盤にさしかかった後半39分、左サイドでの競り合いからのこぼれ球を日髙慶太がダイレクトで前線へ送ると、抜け出した中村亮太がボールをキープしたまま向きを変えてすかさずクロスを入れる。するとファーにいた久冨がヘディングで折り返したところにゴール前へと走り込んでいた青島が懸命に右足を伸ばしてボールを押し込み逆転ゴール! J2昇格、J3連覇に向けて勝ち点3を積み重ねていきたい秋田がついに試合をひっくり返します。そしてアディショナルタイム3分をしっかり最後まで闘い切った秋田についに歓喜のときが! リーグ戦では2年前の11月にホームで行われたSC相模原戦以来となる約1年10カ月ぶりの逆転勝ちで、秋田は今季2度目の3連勝となりました。

新加入選手の同点ゴール、そして途中交代の3人でつないだ逆転ゴールで勝ち点3をゲットした秋田は、9勝3分8敗で勝ち点を30とし、順位は1つ上がって7位に。J2昇格圏内となる2位との差は7のまま縮まらなかったものの、秋田とは勝ち点1差で4〜6位の3チームが並んでいるだけにまずは上位進出が射程圏内となってきました。

さて次節は9月8日(土)に敵地でSC相模原と対戦(相模原ギオンスタジアム、17時キックオフ)となります。7月にホームで対戦した際は後半に逆転を許して敗戦。直後に杉山弘一前監督の電撃解任へとつながったゲームだけにアウェイできっちりリベンジしたいところです。そして勢いに乗るチームは今季初の4連勝を目指します!