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2018シーズン第12節 vsガイナーレ鳥取 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第12節、ブラウブリッツ秋田は敵地で10位・ガイナーレ鳥取と対戦し、0-2で敗れました。

朝から強い日差しが照りつけ、気温も30℃を超える真夏日となったこの日の鳥取市。会場のとりぎんバードスタジアムには約20名の秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。

秋田は前節からメンバーを入れ替え、平石直人が第5節・グルージャ盛岡戦以来となる先発出場。そして開幕戦から戦列を離れていた松本拓也が今季初めて控えGKとしてメンバー入りとなりました。

試合開始早々から両チームがカウンター攻撃からそれぞれチャンスを演出。前半16分、中盤でこぼれ球を拾った藤山智史が素早く前線へ縦パス。このパスを受けて抜け出した田中智大はドリブルからペナルティエリア内へ侵入し、左足を振り抜くも相手GKの好セーブに阻まれ先制のチャンスを逃す。すると前半27分、秋田陣内でのロングスローから鳥取のFWレオナルドがシュートを放つと秋田DFは2人がかりで足を伸ばしてこれをブロック。しかし、このこぼれ球を相手に拾われ、さらに繋がれると先程シュートを放ったレオナルドがゴール右隅に流し込んで鳥取が先制。秋田もすぐさま反撃に出ますが追いつくことができず後半へ。

早い時間帯で追いつきたい秋田ですが引いて守る鳥取に対して攻撃が単調となってしまい、得意とするカウンター攻撃も機能せず。すると後半17分に鳥取が追加点。2点差を追う秋田ですが後半はシュート0本と最後まで攻撃が不発となり、0−2のまま試合終了のホイッスル。秋田は今季2度目の連敗で黒星が先行する結果(5勝1分6敗)となってしまいました。

次節は6月10日(日)、ホーム・あきぎんスタジアムに15位・FC東京U-23を迎えての一戦となります。昨季の対戦成績は1分1敗。将来の日本代表を牽引するであろう弱冠17歳の天才プレーヤー久保建英の出場も予想されるほか、ワールドカップ期間中によるリーグ中断によってトップチームで出場している選手がオーバーエイジ枠で出場する可能性もあります。順位に関係なく手強い相手になりそうですが秋田もホームで負けるわけにはいきません! まずは連敗ストップに向けて、われわれも全力応援で選手たちを後押ししましょう! キックオフは15時です!!

16度目の対戦でついに初勝利!10月29日アウェイ AC長野パルセイロ戦を終えて

2017シーズン明治安田生命J3リーグ第29節、ブラウブリッツ秋田は敵地でAC長野パルセイロと対戦し、2対1で勝利。今年6月以来5ヶ月ぶりに連勝を飾った秋田は勝ち点52で順位は3位のままであるものの、今節引き分けた首位・栃木SCとの勝ち点差を4に縮めました。

2011年での初対戦以降(当時はJFL)、15回の対戦で未だ長野から勝利をあげることができていない秋田。初勝利を期して臨んだ今年5月のホームでの対戦はスコアレスドローとなっており「今度こそ!」という思いが強まるなか、秋田の勝利を見届けようと秋田側のゴール裏には約60名のサポーターが応援に駆けつけてくださいました。

前節・ギラヴァンツ北九州戦では初先発ながら堂々としたプレーで無失点に貢献した千田海人が今節も先発入り。そして10月のFC東京U-23戦以来4試合ぶりに藤山智史が先発に名を連ね、大卒ルーキーコンビに期待がかかる一戦となりました。

試合は開始直後いきなり秋田にチャンス。右サイドでパスを受けた田中智大が縦に抜けてからクロスを入れると、ヘディングシュートを狙った久富賢には合わなかったものの、背後にいた相手選手に当たってボールはゴールネットを揺らし、開始1分弱にオウンゴールで秋田が先制! 運も味方につけて秋田の攻勢に勢いが増します。

すると前半10分、コーナーキックのチャンスにキッカー古田寛幸が正確なコントロールでゴール前へボールを入れると、ゴール前中央で田中が頭で合わせてゴール左に決まって追加点! 田中は今季14点目。秋田が序盤で長野から2点のリードを奪います。

2点リードのまま迎えた後半は早い時間帯で追いつきたい長野の反撃を受け、GK松本拓也の好セーブ等でなんとかリードを保とうと秋田の守備陣も必死に守りますが後半23分に失点。1点差に縮まります。しかし、ここで集中力を切らさなかった秋田は追加点を狙いながら試合の主導権を握り続け、アディショナルタイム3分が経過したところで試合終了のホイッスル。16度目の対戦にして秋田がついに長野から初勝利をあげることができました!

この結果、15勝7分5敗で勝ち点52とした秋田は、2位・沼津が勝利で勝ち点差は1のまま変わらずも、首位・栃木が引き分けたため差は4に縮まりました。ここ2シーズン、リーグ終盤戦で強さを発揮している秋田ですが今年もその予感を感じさせるこの日の勝利。追撃態勢に入った秋田が首位・栃木を捉えることができるか、残り5戦、今後の闘いに注目です!

前山の豪快ボレー炸裂!10月14日アウェイ SC相模原戦を終えて

2017シーズン明治安田生命J3リーグ第27節、ブラウブリッツ秋田は敵地でSC相模原と対戦し、1対1で引き分け。前半に先制されながらも後半に前山恭平のゴールで追いついた秋田は勝ち点を46とし、3位をキープしました。

今年6月の対戦では田中智大が自ら獲得したPKを決めて相模原から1対0で勝利をあげている秋田。しかし過去のデータを振り返ってみるとお互いに敵地で勝利をあげてはおらず、優勝争いに踏みとどまりたい秋田にとしては敵地ギオンスタジアムで初勝利をあげたいところ。注目の先発メンバーには、ケガから復帰の浦島貴大が今季初スタメン入り。さらに第25節の鹿児島戦でも活躍を見せた堺俊暉が2試合ぶり、ゲームメイクが期待される日髙慶太が第24節の琉球戦以来3試合ぶりに先発出場を果たしています。

キックオフ時には雨もあがり、秋田側の応援席にはバックスタンド&ゴール裏あわせて約70名のサポーターが応援に駆けつけてくださいました。前半は風上となった秋田は前半7分にこぼれ球を拾った山田樹がミドルシュートも枠外。直後の同8分にはフリーキックのチャンスもキッカー山田尚幸が蹴ったシュートはゴール右上に大きく外れます。するとここから相模原の反撃となり前半13分、相手に与えた最初のチャンスとなるコーナーキックを長身の梅井大輝に頭で合わせられて失点。ここから秋田は反撃に出るもフィニッシュまで繋げることはできずに0対1のまま前半を終えます。

そして迎えた後半開始早々にビッグチャンスが! 前山の縦パスに反応した山田(樹)がGKと1vs1となりシュート。しかしここは相模原のGK川口能活の好セーブによって阻まれて得点ならず。このあと追加点を狙う相模原の猛攻に遭うも、守護神・松本拓也が好セーブを連発してゴールを死守。すると後半20分、途中交代で入ったばかりの古田寛幸が右サイドでパスを受けると相手2選手のプレスをかわして一気にドリブル突破、そこからゴール前へクロスを入れると、ゴール前でフリーとなっていた前山がダイレクトで右足を振り抜くボレーシュート。これがゴール右に突き刺さって秋田がようやく同点に追いつきます!

前山の同点弾を足がかりに一気の畳み掛けで逆転を狙う秋田だが、再三のチャンスもゴールを決めることができず。試合終了間際には相手のコーナーキックとなるピンチを迎えるも、これは松本がキャッチしたところで試合終了のホイッスル。先制されながらも追いついて勝ち点1を獲得した秋田であったが、またもギオンスタジアムで勝利をあげることはできませんでした。

この結果、13勝7分5敗で勝ち点46の秋田は、この日試合がなかった2位・アスルクラロ沼津と勝ち点差1まで縮まったものの、4位・カターレ富山に勝ち点で並ばれてしまうことに。首位・栃木SCとの差(6差)がさらに開き、4位以下との差が縮まるなか最近5戦白星がない秋田としてはホームに戻ってのゲームで勝ち点3をゲットし、優勝争いに踏みとどまりたいところだ。その次節ホームゲームは、10月22日(日)あきぎんスタジアムに8位・ギラヴァンツ北九州を迎えての一戦となります。

今季開幕戦では敵地でドロー。それぞれが前身(秋田はTDK SC、北九州はニューウェーブ北九州)となる2009年に秋田で対戦しており、このときは秋田が現・強化部スタッフの池田昌広の2ゴールなどでJ2昇格を目指す相手を圧倒し、4対2で勝利をあげています。秋田攻撃陣の奮起に期待しましょう!