2016シーズン明治安田生命J3リーグ第29節、ブラウブリッツ秋田は敵地でガンバ大阪U-23と対戦し、結果は2対2の引き分けで終わりました。
前節・SC相模原戦では、試合終了直前に畠中佑樹の劇的な逆転ゴールで今季13勝目、順位を4位にまで上げた秋田。今季アウェイ最終戦となるG大阪U-23戦は、今年オープンした市立吹田サッカースタジアムに乗り込んでの一戦となりました。この日は秋田側に100人を超えるサポーターが集結。一方、対戦相手のG大阪U-23は、AFCU-19選手権の優勝メンバーである堂安律、初瀬亮、市丸瑞希、今季J1で14試合出場1ゴールを記録している呉屋大翔が先発メンバーに名を連ねるなどベストメンバーでホーム最終戦に臨んできました。
試合は前半10分、ゴールから約25mの距離で得たFKを山田尚幸がゴール右に直接決めて先制。しかし、同29分に相手CKから野田裕喜に頭で合わせられて同点に追いつかれます。同点となってから勢いに乗る相手の猛攻に対し、守護神・松本拓也が中心となり必死のディフェンス。そして1対1で迎えた後半22分、またしても相手CKからのこぼれ球を堂安に押し込まれて勝ち越しを許します。
この失点直後に間瀬監督は、久富賢に替えて前節で逆転ゴールを決めた畠中をピッチに投入。すると後半29分、左サイドでのインターセプトからボールを奪った比嘉諒人がペナルティエリア手前でフリーとなっていた畠中にパス。ここからドリブルでエリア内に侵入した畠中は、中央へ鋭く切り込んでからシュート。左足アウトサイドで蹴られた畠中のシュートはゴール右に突き刺さり、秋田が同点に追い付きます!
ここからはお互い一進一退の攻防となり秋田にも幾度かチャンスが生まれるものの得点ならず。そして後半のアディショナルタイム(3分)が突入したところでアクシデントが。相手との競り合いからもつれ合って倒れた際、相手のスパイクが頭に当たって出血した比嘉が治療のためピッチ外へ。この時点で秋田は交代枠(3人)を使い切っているため残りを10人で闘うこととなります。そしてラストワンプレーとなった相手CKからのシュートが枠外となったところで試合終了のホイッスル。点の取り合いとなった一戦は2対2の同点で終わりました。
この結果、13勝8分8敗で勝ち点47とした秋田は順位を2つ下げて6位に交代。しかし、最終戦を待たずに今季の目標であった過去年間成績(7位以上)をクリアすることが確定しました。さて今季最終戦となる次節は、11月20日(日)ホーム・あきぎんスタジアムに7位・FC琉球を迎えての一戦(13時キックオフ)となります。最終節の結果次第では再び4位に順位を上げる可能性もある負けられない一戦です! 当日は多数のお客様がご来場されるため、スタジアム周辺駐車場の混雑が予想されます。お気をつけてご来場ください。それではAスタでお会いしましょう!