2017シーズン明治安田生命J3リーグ第26節、ブラウブリッツ秋田はホームのあきぎんスタジアムでFC東京U-23と対戦し、1対2で敗戦。またも終盤での失点から逆転を許す悔しい結果に終わった秋田は勝ち点を伸ばすことができず。順位は変わらず3位をキープしました。
試合前には冠スポンサーであるJA全農あきた様から両チームに新米あきたこまち(各150キロ)が贈られ、スタジアムグルメでも秋田県産農畜産物の販売や大人気の秋田由利牛の丸焼きが今季初登場など収穫の秋、味覚の秋でいっぱいとなったホーム・あきぎんスタジアムには、あいにくの天気にも関わらず1691名の観衆が集結。試合開始前には雨がやみ、気温も上がってやや蒸し暑いなか13時キックオフとなったゲームは前半3分、山田尚幸のロングスローは相手選手にクリアされるもそのボールを拾った山田(尚)がゴール前へクロス。これを田中智大が頭で合わせるもポスト左に外れてゴールならず。その後は拮抗した展開が続くと前半33分、再び山田(尚)からのロングスローという場面でゴール前にいた韓浩康に対する相手選手のホールディングによる反則でPKを獲得。このPKをキッカー田中智大が冷静に決めて秋田が待望の先制! 田中は今季13ゴール目。そして1点リードのまま前半を折り返します。
勝負のカギを握る追加点が欲しい秋田は後半も相手陣内へ攻め込みます。後半15分、前山恭平からのスルーパスに抜け出した田中がドリブル突破からシュートを放つが惜しくもサイドネット。さらに同23分にはカウンター攻撃から相手GKのポジショニングを確認して田中がロングシュートを放つもこれはクロスバー直撃でゴールならず。絶好のチャンスもなかなか追加点が奪えません。
するとここから徐々にFC東京U-23の反撃に遭って押し込まれる展開が続きます。後半35分には相手のクロスが飛び出していたGK松本拓也の頭を超えてシュートを合わせられるも、深井脩平がゴールライン際で弾き出して懸命のディフェンス。しかし後半41分、コーナーキックからFC東京U-23の山田将之に頭で合わせられて同点に追いつかれると、直後の同43分にクロスからユ・インスに頭で合わせられて連続失点。逆転を許してしまいます。
このあと秋田は攻撃的選手を同時に2枚入れて最後の反撃に出るもロスタイム4分が経過して試合終了のホイッスル。前節に続いて追加点がなかなか奪えない展開から終盤での失点によって勝ち点を逃す結果となってしまいました。この結果、秋田は13勝6分5敗で勝ち点45のまま、順位は変わらず3位に。首位・栃木SCが今節お休みだったため差を詰めたいところでしたが、足踏み状態が続く形となりました。
次節は10月14日(土)敵地・相模原ギオンスタジアムに乗り込んで12位・相模原SCとの対戦となります。終盤での失点から勝ち点を逃す結果が続く秋田としては、なんとか打開策を見つ出して嫌な流れを止めたいところ。今季最後の関東アウェイ、優勝争いに踏みとどまることができるか否かを占う重要な一戦は13時半キックオフです。
現地に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。
すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!