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11月13日アウェイ ガンバ大阪U-23戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第29節、ブラウブリッツ秋田は敵地でガンバ大阪U-23と対戦し、結果は2対2の引き分けで終わりました。

前節・SC相模原戦では、試合終了直前に畠中佑樹の劇的な逆転ゴールで今季13勝目、順位を4位にまで上げた秋田。今季アウェイ最終戦となるG大阪U-23戦は、今年オープンした市立吹田サッカースタジアムに乗り込んでの一戦となりました。この日は秋田側に100人を超えるサポーターが集結。一方、対戦相手のG大阪U-23は、AFCU-19選手権の優勝メンバーである堂安律、初瀬亮、市丸瑞希、今季J1で14試合出場1ゴールを記録している呉屋大翔が先発メンバーに名を連ねるなどベストメンバーでホーム最終戦に臨んできました。

試合は前半10分、ゴールから約25mの距離で得たFKを山田尚幸がゴール右に直接決めて先制。しかし、同29分に相手CKから野田裕喜に頭で合わせられて同点に追いつかれます。同点となってから勢いに乗る相手の猛攻に対し、守護神・松本拓也が中心となり必死のディフェンス。そして1対1で迎えた後半22分、またしても相手CKからのこぼれ球を堂安に押し込まれて勝ち越しを許します。

この失点直後に間瀬監督は、久富賢に替えて前節で逆転ゴールを決めた畠中をピッチに投入。すると後半29分、左サイドでのインターセプトからボールを奪った比嘉諒人がペナルティエリア手前でフリーとなっていた畠中にパス。ここからドリブルでエリア内に侵入した畠中は、中央へ鋭く切り込んでからシュート。左足アウトサイドで蹴られた畠中のシュートはゴール右に突き刺さり、秋田が同点に追い付きます!

ここからはお互い一進一退の攻防となり秋田にも幾度かチャンスが生まれるものの得点ならず。そして後半のアディショナルタイム(3分)が突入したところでアクシデントが。相手との競り合いからもつれ合って倒れた際、相手のスパイクが頭に当たって出血した比嘉が治療のためピッチ外へ。この時点で秋田は交代枠(3人)を使い切っているため残りを10人で闘うこととなります。そしてラストワンプレーとなった相手CKからのシュートが枠外となったところで試合終了のホイッスル。点の取り合いとなった一戦は2対2の同点で終わりました。

この結果、13勝8分8敗で勝ち点47とした秋田は順位を2つ下げて6位に交代。しかし、最終戦を待たずに今季の目標であった過去年間成績(7位以上)をクリアすることが確定しました。さて今季最終戦となる次節は、11月20日(日)ホーム・あきぎんスタジアムに7位・FC琉球を迎えての一戦(13時キックオフ)となります。最終節の結果次第では再び4位に順位を上げる可能性もある負けられない一戦です! 当日は多数のお客様がご来場されるため、スタジアム周辺駐車場の混雑が予想されます。お気をつけてご来場ください。それではAスタでお会いしましょう!

11月6日ホーム SC相模原戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第28節、ブラウブリッツ秋田はホームの秋田市営八橋運動公園陸上競技場でSC相模原と対戦し、結果は2対1で勝利しました。

チーム史上初の入場者数5,000人超えを目指し、『5,000人de応援デー』と題して行われたこの日のゲーム。会場となる秋田市営八橋運動公園陸上競技場には、目標達成となる5,371人の観衆が詰めかけました。

試合は、0対0で折り返した後半21分に中盤でボールを奪われてからのカウンター攻撃で秋田が失点。その後は前節・大分トリニータ戦と同じく自陣で守備を固める相手になかなか点を奪えない状況が続く秋田でしたが、途中交代で出場した選手が活躍します。まずは後半40分、畠中佑樹が蹴ったコーナーキックに田中智大が頭で合わせると、流れたボールを熊谷達也がヒールキックで押し込み土壇場で同点に追い付きます。そして「八橋劇場」のクライマックスは試合終了直前の後半48分、日髙慶太のパスをPA手前で受けた畠中がやや中央に切り込んでから左足を振り抜くと、巻き込むにように放たれたシュートがファーサイドのネットを揺らして逆転ゴール! 今年6月の藤枝MYFC戦以来となる畠中の今季2ゴール目は、5,000人を超える観客をこの日一番沸かせた殊勲のゴールとなりました。

この結果、13勝7分8敗で勝ち点46とした秋田は順位をひとつ上げて4位に浮上。2位大分が勝ったため2位以上となる可能性はなくなったものの、3位・鹿児島ユナイテッドとの勝ち点の差を3まで詰めました。4位と8位の勝ち点の差が4となっているため勝敗によって順位が大きく入れ替わる可能性もあり油断はできません。残り2試合を勝ち切って過去最高成績(これまでの最高8位)でシーズンを終えたいところです! さて次節は、11月13日(日)敵地・市立吹田サッカースタジアムにて9位・ガンバ大阪U-23との対戦(14時キックオフ)となります。今年5月にホームで闘った一戦では秋田が勝利を収めておりますが、第26節のセレッソ大阪U-23戦に続く大阪アウェイ連勝となるか注目です!

現地・大阪に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。

すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!

6月19日アウェイ 藤枝MYFC戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第13節、ブラウブリッツ秋田は敵地で藤枝MYFCと対戦し、1対2で敗れてしまいました。

この日、藤枝MYFCの本拠地・藤枝総合運動公園サッカー場には秋田、そして全国各地から約30名の秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございます!

前節の鹿児島ユナイテッドFC戦で今季初黒星を喫した秋田にとっては、仕切り直しとなる重要な一戦。今年新加入の大卒ルーキー、畠中佑樹が初スタメンをはたし、巻き返しを図る。対する藤枝は、昨季まで秋田に所属していた三好洋央、三宅貴憲、峯勇斗が新加入。3選手とも古巣との対戦に強い意気込みを示しており要注意だ。

試合前から小雨が降るなか15時キックオフ。秋田は試合開始早々からコーナーキック、フリーキックからチャンスを得るも得点には結びつかず。しかしながら積極果敢に相手陣内に攻め込む秋田がまずはペースを握る展開に。ところが前半18分、藤枝は左サイドからのクロスを中央で受けた三好が、DFを背負いながらも反転して振り向きざまにシュート。これがゴール左へと決まり、秋田は先制点を奪われます。三好からの手痛い恩返しゴールに、前節・鹿児島戦に続いて追う立場となった秋田。ここから両チームともに一進一退の攻防となるが得点は動かず。0対1でリードされたまま前半終了。

そして迎えた後半、前半と同じく序盤からペースを握る秋田。後半5分、秋田は畠中のヒールパス、久富賢のヘディングでボールを繋ぐと、PA右手前の位置でボールを受けた浦島貴大がボレーシュート。しかし、これは枠を捉えることができず。ここで間瀬秀一監督は、後半9分に前山恭平に代わって比嘉諒人、同15分に田中智大に代わって遊馬将也、さらに同28分に浦島貴大に代わって日高慶太を投入。運動量がやや落ちてきた秋田にフレッシュな選手を次々と投入し、まずは同点ゴールを目指す。

すると、攻撃に再びリズムが出てきた秋田は後半32分、久富が前線にボールを入れると比嘉がヘディングで落とし、中央で受けた遊馬が反転してシュート。一度は相手にキーパーにブロックされるもこぼれ球を狙っていた畠中がしっかりと決め、待望の同点ゴールが生まれる。間瀬監督の先発起用に応えた畠中は、これがうれしいJリーグ初ゴールとなりました。

同点に追いつき勢いに乗る秋田はここで一気に勝ち越しを狙います。ところがロスタイム突入直前の後半44分、熊谷達也のクロスに飛び込んだ比嘉が相手選手と交錯。立ち上がることができない比嘉はそのまま担架で運ばれ、すでに交代枠を使い切った秋田はロスタイム4分を10人で闘わなければいけないという緊急事態に。すると後半48分、藤枝はカウンター攻撃から枝本雄一郎がドリブルでPA内へと侵入しクロスを上げる、するとこのボールに後ろから飛び込んできた大迫希がヘディングであわせて勝ち越しゴール。数的優位に立って最後の攻撃に出た藤枝の勢いを止めることができなかった秋田が、試合終了直前でリードを許してしまう。そして試合はこのままタイムアップ。秋田は1対2で敗戦となり、今季初の連敗となってしまいました。この結果、秋田は5勝6分2敗で勝ち点21のまま、順位をひとつ下げて6位となりました。

次節は6月26日(日)、昨季までJ2に所属していた大分トリニータと敵地・大分銀行ドームで対戦です。大分は現在3位につけており、2008年にはナビスコ杯も制している強豪チーム。また川田和宏が2005~2008年まで在籍してました。川田は古巣での出場となるか!? 注目の一戦は18時キックオフです。現地・大分に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。

すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!