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2018シーズン第7節 vsアスルクラロ沼津 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第7節、ブラウブリッツ秋田はホームのあきぎんスタジアムで2位・アスルクラロ沼津と対戦し、1-0で勝利。ホーム連勝を飾りました。

前節・グルージャ盛岡戦では、久富賢の先制ゴールでリードするも後半2失点で逆転負けを喫した秋田。開幕から勝ちが続かずなかなか波に乗れないなか、4勝1分で開幕から負けなしの2位・沼津をホームに迎えた一戦は、青島拓馬が第2節・ザスパクサツ群馬戦以来の先発入り。

風速10mを超える強風、そして前夜からの雨でピッチに水たまりができるコンディションのなか、沼津がエンドを変えて前半は風下となった秋田がキックオフ。序盤は風上となった沼津が相手陣内で有利に攻め込むのに対し、秋田はGK清水慶記の蹴ったボールが風で大きく押し戻されるなど前にボールを運ぶのにもひと苦労。立て続けにコーナーキックを与えるも粘り強い守備で相手に決定機を与えず。

秋田の最初のチャンスは前半23分、前山恭平がペナルティーエリア手前で倒されてFKを獲得。ゴールから約25m、ほぼ正面の位置からキッカー山田樹が壁を超えて狙ったシュートは枠外へ外れてゴールならず。このチャンスからピッチ内に吹いていた風がやや弱まると今度は秋田が攻勢に出るもなかなかシュートまでには至らず。前半はスコアレスのまま折り返す。

エンドが変わって今度は風上となるかと思われた後半だが風向きが変わって横風に。後半も開始からまたも沼津が攻め込む展開となる。しかし後半10分、相手のパスが流れて韓浩康が前へクリア。このボールが左サイドにいた前山へと繋がると、前山はプレスをかけにきた相手2選手の間を通して田中智大へパス。パスを受けた田中は相手選手のプレスをかわしてさらに右へ展開し、駆け上がってきた青島に繋ぐと、青島はドリブルから右サイドに開いた久富へパス。パスを受けた久富はペナルティーエリア内へと侵入してからやや左へ斬り込み左足を振り抜く。コースを突いた久富のシュートは相手GKの伸ばした右手をかすめてファーサイドのネットを揺らしてゴール。久富の2試合連続ゴールで秋田に待望の先制点がもたらされる。

追加点を狙う秋田、同点に追いつきたい沼津、次の1点がこの試合の流れを大きく左右するなか両チームともピッチに吹き荒れる強風でパスが流れるなど共にチャンスを作れず。秋田の杉山弘一監督は後半39分に古田寛幸、同44分に吉平翼、さらにロスタイム突入後には藤田祥史をピッチへ投入して逃げ切りをはかる。その藤田が縦パスから抜け出そうとしたところで掴んで突破を防いだ沼津のDF藤原拓也がこの日2枚目のイエローで退場。沼津は10人なる。

その後も最後まで球際で強さを見せた秋田が虎の子の1点を守り切り試合終了のホイッスル。第5節・Y.S.C.C.横浜戦以来となる完封勝利で昨年優勝争いを演じた沼津を倒した秋田はホーム連勝。3勝4敗の勝ち点9で順位を9位にあげました。

今節は1位・鳥取、2位・沼津が共に敗れたため第7節終了時で無敗のチームはなくなり、3位・YS横浜から9位・秋田までは勝ち点2差と混戦模様となっております。上位進出のため連勝といきたい秋田の次節は1週空いて4月29日(日)、敵地でカターレ富山と対戦(富山県総合運動公園陸上競技場、13時キックオフ)です。その前に22日(日)は『第28回秋田県総合サッカー選手権大会兼天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会秋田県代表決定戦 決勝』が行われます。スーパーシードで決勝戦からの出場となる秋田は、東北2部北リーグに所属する猿田興業と秋田県代表の座を賭けて対戦(あきぎんスタジアム、14時キックオフ)です。

4発快勝!11月5日アウェイ カターレ富山戦を終えて

2017シーズン明治安田生命J3リーグ第30節、ブラウブリッツ秋田は敵地でカターレ富山と対戦し、4対0で勝利。J2昇格を目指す強豪チームとの3連戦で見事に3連勝を飾った秋田は勝ち点55で順位を2位に上げ、今節敗れた首位・栃木SCとの勝ち点差を1に縮めました。

前節・AC長野パルセイロ戦で16度目の対戦にして初めて長野から勝利を飾った秋田。北九州、長野、富山とJ2昇格を目指すチームとの連戦が続く秋田ですが、優勝争いに踏みとどまるためにも負けるわけにはいきません。この日も会場となった富山県総合運動公園陸上競技場には約60名の秋田サポーターが全国各地から応援に駆けつけてくださいました。

この日はケガから戦列復帰をはたした江口直生が今年4月のグルージャ盛岡戦以来となるメンバー入り。先発メンバーは前節・長野戦と同じ布陣でこの一戦に臨みます。試合開始早々、秋田はゴール前でのパス交換から久富賢がシュートを放つも相手GKの好セーブで得点ならず。このチャンス以降はJ2昇格に向けて一戦も落とすことができない状況の富山が押し気味にゲームを進めます。これに対して秋田は粘り強い守備でゴールを守り、得点を許しません。すると前半26分、山田尚幸のロングスローがゴール前へと送られ、一度は相手DFにクリアされるもこのセカンドボールを拾った前山恭平がボレーキックで前線へ入れると、このパスを田中智大が胸で落としてボレーシュート。このシュートがゴール左隅に決まって秋田が先制! 田中は前節に続く2試合連続ゴールで今季15ゴール目。相手に傾きかけた主導権をエースストライカーのゴールで見事に奪い返しました。

田中の先制ゴールで試合の流れが大きく変わると再び秋田にチャンスが。後半29分、千田海人から右サイド奥にいた久富にパスが送られると、ここから有薗真吾、古田寛幸へとパスが繋がり、ゴールから約35メートル離れた位置から古田が左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがそのままゴール左隅に決まって先制ゴールからわずか3分で秋田に追加点がもたらされます! 古田は6月のアスルクラロ沼津戦以来となる今季2ゴール目。これで秋田のリードは2点に広がります。

2点リードで迎えた後半、後がない富山は反撃に出るも守護神・松本拓也を中心に秋田守備陣が落ち着いた守備でゴール前を固めます。そして後半29分、杉山弘一監督は久富に替えて堺俊暉をピッチへ送り込みます。するとこの采配が見事に的中。交代直後の同32分、センターサークル付近で山田が攻め上がろうとした相手との1vs1からボールを奪うと、すかさず前線へスルーパス。ここで相手DFの間をうまくすり抜けた堺が足元にボールを収めると、相手GKの位置を確認してからゴール左へシュートを流し込んで3点目。交代直後の最初のプレーで見事なゴールを決めた2年目の堺はこれがうれしいJ初ゴール。杉山監督の采配的中で秋田がさらにリードを広げます。

そして後半42分には堺のクロスから青島拓馬が豪快なゴールを叩き込んでダメ押し。青島は3月のセレッソ大阪U-23戦以来となる今季2ゴール目。7月のY.S.C.C.横浜戦以来となる4得点を決めた秋田が富山を無失点に抑えて勝利を飾りました! この結果、16勝7分5敗で勝ち点55とした秋田は、沼津が引き分けたため順位が入れ替わって2位に浮上。さらに首位・栃木がこの日敗れたためついに勝ち点差が1まで縮まりました。強豪チームを立て続けに撃破しての3連勝で首位に肉迫の秋田。シーズンも残り4戦、シーズン前半の好調時を彷彿とさせる勢いを再び取り戻した秋田が一気に首位奪還となるか、次節は11月12日(日)ホーム・あきぎんスタジアムにてセレッソ大阪U-23との対戦(13時キックオフ)となります。

当日はスタジアムグルメで『あったかグルメ祭り』を開催! さらにハーフタイムショーでは秋田から生まれた男性パフォーマンスグループ「VALOR(ヴァロー)」によるミニライブが行われます。試合以外にも楽しいイベントが盛り沢山です!!

それではあきぎんスタジアムでお会いしましょう。We are AKITA!!

今季初白星!3月19日アウェイ セレッソ大阪U-23戦を終えて

2017シーズン明治安田生命J3リーグ第2節、ブラウブリッツ秋田は敵地でセレッソ大阪U-23と対戦して結果は3対1で勝利。開幕2戦目で今季初勝利を飾りました。

開幕戦に続いてのアウェイゲームとなった今節。秋田は前節・ギラヴァンツ北九州戦で負傷退場となった比嘉諒人に代わり、ツエーゲン金沢からのレンタル移籍で加入した新戦力・古田寛幸が今季初先発。そして、前節の北九州戦で同点ゴールを決めた久富賢が今節の出場でJ3リーグ通算100試合出場となりました。

試合会場となったキンチョウスタジアムの秋田側応援エリアには約30名のサポーター、さらには選手らのご家族、親戚、知人も多数応援に駆け付けてくださいました。ゲームは14時キックオフ。序盤から主導権を握る秋田に対し、スキを突いてカウンターを狙うC大阪U-23。すると前半18分、右サイドから古田が左足で前線へロングパス。これを久富が胸に当てて田中智大へ。これを田中が体勢を崩しながらもペナルティエリア内へ抜け出した久富につなぎます。田中のパスを受けた久富はすかさず右足一閃。久富が放った強烈なシュートは相手GKの頭上を抜けてゴールネットに突き刺さり、秋田に待望の先制ゴールが生まれました。久富は前節に続いて2試合連続ゴール。自らのゴールでJ3リーグ通算100試合出場に華を添えました。

先に点を奪って勢いに乗る秋田は積極的にゴールを狙うも追加点は奪えず。1−0のまま前半終了。そして迎えた後半、立ち上がりから相手に連続でコーナーキックを与えるも懸命のディフェンスで阻止。すると後半10分、またも右サイドの古田から前線へロングボールが送られると飛び出した相手GKがキャッチングミス。そのこぼれ球が田中の足に当たり、これを拾った藤山智史がシュートを放つと、相手DFの股下を通り抜けたボールがゴールネットを揺らし、秋田が追加点を奪います。藤山はデビュー2戦目にしてJ初ゴール。さらにその5分後、GK小澤章人のゴールキックを相手に競り勝った田中がヘディングで合わせて前線へ。これを久富が胸トラップで受けると中央の前山恭平につなぐと、このパスを受けた前山は左サイドから猛然と駆け上がっていく青島拓馬にスルーパス。相手DFの間を一気に抜け出した青島が相手GKの位置を確認してから左足でシュートを放つとこれが決まり、秋田がさらに追加点。試合をほぼ決定づける3点目のゴールを決めた青島はこれがJ初ゴールとなりました。

試合は、後半33分に1点返されるも相手の反撃を抑えた秋田が逃げ切り、ロスタイム突入後は最後まで攻めきって試合終了。敵地・大阪で今季初勝利&杉山弘一監督初白星を飾ることができました! この結果、秋田は1勝1分の勝ち点4で4位に。次節はお休みとなる秋田は、第4節の4月2日(日)にいよいよホーム開幕戦(13時キックオフ、あきぎんスタジアム)を迎えます。対戦相手はグルージャ盛岡。東北ダービーです。それでは、あきぎんスタジアムでお会いしましょう!!