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9月24日ホーム 福島ユナイテッドFC戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第23節、ブラウブリッツ秋田は福島ユナイテッドFCと対戦し、結果は2対1で勝利しました。

前節・FC東京U-23戦では、終盤の失点によりアウェイで勝ち点を得ることができなかった秋田。そして迎えるホーム2連戦(9/24福島戦、10/2盛岡戦)は同じ東北のライバルとの対戦ということもあり、連勝で巻き返しを図りたいところです。

そんななか、この日は試合に先立ち前座マッチが行われ、前園真聖、三浦淳宏、福西崇史、本田泰人、中西永輔ら元日本代表、Jリーガーによって結成されたJドリームスと、ブラウブリッツ秋田の礎となったTDK SCにかつて所属していた選手たちで結成されたTDK SCレジェンドが対戦しました。往年の名選手たちのプレイに2000人を超える観客が集まったあきぎんスタジアムがおおいに沸くなか、両チームは好ゲームを展開。前半、TDK SCレジェンドの松田正俊(ブラウブリッツ秋田U-15コーチ)がPKで先制するも、すぐさまJドリームスは桜井直人のゴールで同点に。続く後半は、長谷川太郎のゴールで追加点を決めたJドリームスが2対1で勝利しました。

さあ、ここから再び秋田×福島の試合レポートに戻ります。明治安田生命秋田支社様の冠マッチで行われたこの日の試合には2318人の観衆が訪れ、われわれBLUE+AKITAが応援活動を行っているゴール裏には約150名の秋田サポーターが集まってくれました。いつもありがとうございます!

ゲームは、コイントスで勝った福島がエンドを変えて、いつもより早い12時半にキックオフ。すると前半5分、自らのスローインからパスを受けた福島の茂木弘人が左サイドをドリブルで突破してクロスを入れると、このボールを中央にいたアレックスが頭で合わせて先制ゴール。秋田は試合開始早々の失点というまさかの展開でゲームが幕を開けました。

相手に先制を許したゲームでは分が悪い秋田にとっては、まずは早い時間帯で同点に追いつきたいところ。前半12分、ゴール正面やや右25メートル付近でファウルを受けてフリーキックを受けた秋田は、左サイドでの先発出場が続いている青島拓馬が直接狙うもシュートは枠外に。その後も反撃に出る秋田ですが、ミスが続いて自分たちのペースに持ち込むことがなかなかできません。このまま前半終了かと思われた前半45分、秋田はセンターサークル付近で日髙慶太が前線にロングボールを入れると、相手DFの裏へ抜け出した田中智大がペナルティエリア内で相手DFに倒され、PKを獲得します。キッカーを務めるのは自らPKを獲得した田中。9月10日のY.S.C.C.横浜戦でPKを決めている田中は相手GKの逆を突いてゴール右に冷静に決め、秋田が前半終了間際で同点に追いつきます。

いい流れで後半を迎えた秋田は追加点を狙って序盤から相手陣内へと積極的に攻め込みます。何度か惜しいチャンスがありながらも福島の守りによってゴールを阻まれていた秋田でしたが、後半32分、ピッチ中央でボールを受けた久富が比嘉諒人にパスを送って右サイドに展開すると、比嘉はドリブル突破から中央へグラウンダーのパスを入れます。このパスをペナルティエリア手前付近まで駆け上がった比嘉がスルー、背後にいた日高が右足で合わせると、シュートは相手GKの左手をかすめてネットを揺らしてゴール。日高のゴールで試合の均衡を破った秋田が逆転に成功します!

会場が異様な熱気に包まれるなか試合は終盤へ。逆転を許した福島がパワープレーに出ると、秋田の間瀬秀一監督は後半40分にケガで戦線から離れていた堀田秀平を第17節・ガイナーレ鳥取戦以来となるピッチへ投入。さらに、後半42分には川田和宏、後半ロスタイムに遊馬将也を送り込みます。そして、最後まで集中力を切らさず福島の反撃からゴールを守り切ったところで試合終了のホイッスル。秋田は今季初の逆転勝ちで勝利をおさめました!

この結果、秋田は10勝7分6敗で勝ち点37とし、ひとつ上のAC長野パルセイロが敗れたため5位に浮上しました。4位カターレ富山とは3差、2位・大分トリニータとは6差、首位・栃木SCとは10差と、それぞれ勝ち点差を縮めており、さらに上位を狙える位置につけております。リーグも残り7戦、いよいよラストスパートです!

さて、次節もホームゲームとなります。10月2日(日)あきぎんスタジアムにて、グルージャ盛岡との対戦(13時キックオフ)となります。盛岡とは今年4月にアウェイで対戦し、1対1で引き分けております。高い攻撃力を誇るだけに下位の相手とはいえ油断はできません。ホームで勝ち越して東北三つ巴を制しましょう!

なお当日は、午前中にあきぎんスタジアムにて少年サッカーの開会式が開催されます。駐車場など周辺道路は大変混雑が予想されますのでお気をつけておこしください。それでは、あきぎんスタジアムでお会いしましょう!

 

5月8日アウェイ SC相模原戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第8節、ブラウブリッツ秋田は敵地でSC相模原と対戦。結果は2対2の引き分けで、それぞれが勝ち点1を分け合う結果となりました。

この日、SC相模原のホームスタジアムである相模原ギオンスタジアムには、約200名の方がブラウブリッツ秋田の応援に駆けつけてくださいました。さらに、ゴール裏には明治安田生命秋田支店の姉妹支社の方々も応援に駆けつけてくださいました。みなさまありがとうございます!

まるで初夏のような暑さのなかで行われた一戦。相手の相模原は、元日本代表GK・川口能活が今季初出場ということもあって注目を集めました。そんななか、試合は前半開始早々から動きます。前半3分、相手GK川口のボール処理ミスをきっかけに得たFKの場面、熊谷達也のFKにゴール前へ走り込んだ遊馬将也が頭であわせると、相手GKの手前でバウンドしたボールはそのままGKの頭上を超えてゴール。遊馬の今季2ゴール目となるヘディングシュートで早くも先制点が生まれます。

開幕から8戦連続で先制点をあげ、さらに追加点を狙っていく秋田。しかし、要所で人数をかけて守っていく相模原のディフェンスを崩すことができず、なかなかシュートまで持ち込めません。逆に、相模原は攻め上がった秋田の両サイドの裏にボールを入れてのカウンター攻撃。これに対し、防戦一方となりつつある秋田ですが、コンパクトな守備で防いでゴールを割らせず。前半開始早々に先制点をあげた秋田でしたが、前半はシュート2本に終わり、1対0のまま後半へと折り返します。

そして後半、風上に立った秋田は前半と同じく序盤から攻勢に出ると、後半1分に久富賢、さらに同56分には前山恭平がシュートを放つも相手のブロックによってゴールならず。チャンスがありながら追加点がなかなか奪えない秋田でしたが、ここでようやく待望の追加点が生まれます。後半19分、左サイドからドリブルで中へ切り込んでいく久富のパスを受けた熊谷が左サイドでフリーとなっていた呉大陸にダイレクトでボールを戻すと、相手DFをかわした呉がゴール前へ鋭いクロス。するとこれが、昨季まで秋田に所属していた牧内慶太が伸ばした右足に当たり、ボールはループシュートぎみにGK川口の頭上を超えてそのままゴール。オウンゴールではあるもののようやく追加点をあげます。

2点リードとなってもなお攻撃の手を緩めず3点目を狙いにいく秋田。直後の後半21分には呉、同74分には新里彰平がシュートを放つも、いずれも相手GK川口が防いでゴールならず。再三にわたって決定機を迎えながら決めきれない状況が続きます。すると同37分、相模原は左サイドからアーリークロス。このボールは前線には合わずゴール前を大きく超えていくも、エリア右奥でのポストプレーから細かいパスで繋がれると、途中出場のMF曽我部慶太にシュートを打たれ、1点差に追いつかれてしまいます。

1点差に追いついて攻撃の勢いが増す相模原に対し、なんとかリードを守り切りたい秋田。そして迎えた後半43分、相手のコーナーキックを堀田秀平がヘディングでクリアするも、エリア外にいた相手MF深井正樹にボールがわたり、そのままダイレクトでボレーシュート。するとこのシュートが味方に当たり、ふわりと浮いたボールはゴール前でフリーとなっていたDF保崎淳のもとへ。すかさず保崎はダイレクトでパスを中に入れると、ボールは中にいたMF坂井洋平の腰に当たってそのままゴールへ。秋田にとってはなんとも不運な形で同点ゴールを与えてしまい、このまま試合が終了。アウェイで勝ち点1という最低限の結果は残したものの、2点リードから終盤で一気に追い付かれて勝ちを逃すというなんとも悔しいゲームとなってしまいました。

しかしながら、秋田は開幕からの8戦負けなしをいまだ継続。さらにこの日は、上位チームが相次いで敗れたため、4勝4分の勝ち点16で暫定首位をキープしました。さて、次節は、5月15日(日)秋田市八橋運動公園陸上競技場にて、カターレ富山との対戦(13時キックオフ)となります。秋田と同じく無敗をキープしている好調・富山との首位攻防戦です。

当日は、隣接会場で他競技の大会など八橋地区で催事が集中しております。大変混雑が予想されますのでお気をつけておこしください。それでは、八橋陸でお会いしましょう!