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4月10日アウェイ Y.S.C.C.横浜戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第4節、ブラウブリッツ秋田はY.C.C.C横浜と対戦し、結果は2対1で勝利。見事に今シーズン初連勝を手にしました!

この日は晴天に恵まれYS横浜のホームスタジアムであるニッパツ三ツ沢球技場には、約200名の秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございます!

前半、前線から相手DFに積極的にプレスをかけていく秋田。すると9分、左サイドで呉大陸がプレスをかけ、相手DFがボールを下げたところを遊馬将也がカット。そのままドリブルで抜け出すと、ペナルティエリア手前でループシュート。ボールは前に出ていた相手GKの頭上をふわりと超えてネットを揺らし、見事な先制ゴール! 開幕戦からスタメン出場のルーキーFW遊馬に待望のJ初ゴールが生まれました。

幸先良く先制点を決めて勢いに乗る秋田に再びチャンスが訪れたのは同14分、前線で前山恭平がプレスをかけると相手DFがパスミス。カットした久富賢がはたいたボールを前山がダイレクトで相手DFの間にスルーパスを通すと、走りこんでボールを受けた久富が右足一閃! グラウンダーの鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さり、秋田にとっては今季4戦目で初となる追加点がもたらされました。

さらに追加点を奪おうと攻撃の手を緩めない秋田。再三にわたって相手ゴールを脅かすもあと一歩のところで阻まれます。すると、前半35分すぎあたりから落ち着きを取り戻したYS横浜の反撃を受ける展開に。ここはなんとか凌ぎ切って前半終了。2-0で後半へ折り返します。

さあ、いよいよ後半。ご存知の方も多いとは思いますが、前半2-0で折り返しは秋田にとって最も「危険なスコア」。それもあってハーフタイムでは、このまま逃げ切るのではなく3点目、4点目を狙って最後まで攻め続けようとサポーター同士で声を掛け合って後半の応援に臨んだのですが……。

後半4分、ゴールキックをヘディングで前線へと繋がれた秋田は、ボールを受けた相手FWに対してディフェンスに行った山田尚幸、新里彰平が立て続けに股を抜かれると、GKとの1対1も冷静に決められて失点。後半立ち上がりでの失点に不安がよぎるも、今年の秋田はここからが昨年とは違いました。

1点差に詰めて反撃の勢いが増すYS横浜に対し、秋田は防戦一方となる場面においても集中して守り、相手に決定機を与えません。そして後半25分すぎあたりからは一進一退の激しい攻防が繰り広げられます。同28分には、エリア内でボールを受けた浦島が豪快なオーバーヘッドを放つも、わずかにバーの上を超えてゴールならず。しかし、この見事なプレーにスタジアムが沸きました。

この日最大のピンチは後半36分。右サイドからエリア内に鋭いパスを入れられると、ボールを受けたYS横浜のMF宮内寛斗がシュート。しかし、ここはシュートコースに入った新里が足に当ててブロック。ゴールを割らせません。そしてこのピンチを凌ぎきった秋田は、最後まで集中力を切らさずに守って試合終了。三ツ沢では2013年3月以来、約3年ぶりとなる勝利で、見事に今季初の連勝をあげました!

 

これで秋田は2勝2分で無敗をキープ。順位は、首位と勝ち点1差で5位となりました。次節はホームのあきぎんスタジアムにて、昨季までJ2に所属していた栃木SCと対戦です。栃木SCの監督は、2012シーズンに秋田の監督を務めていた横山雄次氏。そして栃木とは、JFL時代の2008年以来の対戦(当時、秋田は前身のTDKサッカー部)となります。

注目の一戦は、4月17日(日)13時キックオフです。当日は、隣接会場で他競技の大会など八橋地区で催事が集中しております。大変混雑が予想されますのでお気をつけてAスタまでおこしください。また、天気は雨の予報となっておりますので雨対策は忘れずに。それでは、あきぎんスタジアムでお会いしましょう!