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2018シーズン第31節 vsギラヴァンツ北九州 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第31節、ブラウブリッツ秋田は敵地で最下位・ギラヴァンツ北九州と対戦し、2対0で完封勝利。連敗を4で止めた秋田は8試合ぶりの勝利をあげました。

3戦連続ドローのあと4連敗と約2カ月間にわたって勝ち星から遠ざかっている秋田。攻撃に関しては4連敗中で複数得点はなし。一方、守備に関しては最近2試合で計7失点と複数失点を許してることから、先制点を奪って優位に進めながら追加点を奪えるか、そして相手の攻撃を1点以下に押さえることがこのゲームのキーポイントとなりました。

前日には2位・鹿児島ユナイテッドの勝利によって今シーズンのJ2昇格への可能性が絶たれることとなりましたが、それでも会場のミクニワールドスタジアム北九州には、全国各地から予想を遥かに上回る約60名の秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。

この日の先発には、2試合ぶりに韓浩康がセンターバックで先発復帰。千田海人とのコンビで秋田の最終ラインを守ります。試合は前半8分、相手のファールで藤田祥史が倒されて得たFKのチャンスに、キッカーの江口直生がゴール前へ正確なボールを送り込むと、混戦からのこぼれ球に藤田が右足を振り抜いてゴールネットを揺らし、藤田の今季3得点目となるゴールで幸先よく秋田が先制します! 勢いに乘る秋田は相手陣内でパスを繋いで攻め込むと前半28分、約30メートルの距離から江口が放ったミドルシュートは、相手選手の出した足に当たって軌道が変わるとそのままゴールマウスに吸い込まれ、待望の追加点! 間瀬秀一監督就任後に先発出場のチャンスを得て攻守にわたって活躍を見せている江口はこれが今季初ゴール。さらに加入2年目で秋田での初ゴールとなりました。

前半は8本のシュートを放って狙い通りに追加点を奪うことができた秋田。2点リードで折り返した後半は球際で強さを発揮する相手に対して苦戦し、攻撃の時間が短く、劣勢に回る時間が増えたものの、このゲームで自身初のキャプテンを務めたGK松本拓也を中心に秋田守備陣が再三のピンチにも体を張ったブロックでゴール前を固めて得点を許しません。そしてAT3分をうまく使い切ったところで試合終了のホイッスル。ひさしぶりの複数得点&無失点と攻守において最高の結果を見せた秋田は連敗を4でストップし、8試合ぶりの勝利を飾りました。

この結果、11勝6分12敗で勝ち点39とした秋田は、順位は変わらず8位のまま。少しでも順位をあげてフィニッシュするために残り3試合、3連勝が求められることとなります。そして次節はついにホーム最終戦です。12位のカターレ富山をホーム・あきぎんスタジアムに迎えての一戦(13時キックオフ)となります。来季からホームスタジアムが現在改修工事が進められている秋田市営八橋運動公園陸上競技場に変わることから、あきぎんスタジアムとは今シーズンかぎりで一旦お別れとなります。そのファイナルで有終の美を飾ることができるか、そして第21節・グルージャ盛岡戦以降から遠ざかっているホームでの勝利を飾ることができるか、絶対に負けられない一戦は11月18日(日)13時キックオフです!

2018シーズン第30節 vsセレッソ大阪U-23 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第30節、ブラウブリッツ秋田はホーム・秋田市営八橋運動公園陸上競技場で7位・セレッソ大阪U-23と対戦し、1対4で敗戦。チームは4連敗で勝ち点を伸ばすことができず。順位は変わらず8位のままとなっています。

この日は前節では先発から外れていた松本拓也、千田海人が先発復帰。チームは3連敗中と厳しい状況にもかかわらず、来季からホームスタジアムとなる秋田市営八橋運動公園陸上競技場には2千人を超える観客が集まりました。

試合はキックオフ直後から果敢に攻めてチャンスを演出した秋田ですが、前半7分に2016シーズンに秋田でプレーした米澤令衣にゴールを決められて失点。そのあとも前半12分にハンドからPKを与えると、またも米澤に決められて追加点を奪われます。反撃に出たい秋田ですが、直後にゴールを割られ、キックオフから15分間で3失点とまさかの展開に。前半41分には、山田樹が右に開いた青島拓馬にパスを送ると、青島はすかさずクロス。これにニアへ走り込んだ久富賢がヒールであわせてようやく1点を返すも、後半開始早々にさらに追加点を許して万事休す。秋田は後半もシュート0に終わって攻撃が不発。去年に続いて同じ相手にホームで完敗を喫することとなりました。

4連敗で勝ち点を伸ばすことができなかった秋田は、10勝6分12敗で勝ち点36のまま、順位は変わらず8位。数字上ではまだJ2昇格への可能性は残されているものの自力では不可能なため、かなり厳しい状況となっております。

次節は11月11日(日)、敵地で最下位のギラヴァンツ北九州との対戦(ミクニワールドスタジアム北九州、14時キックオフ)です。昨季開幕戦以来となる北九州でのゲーム。敵地で連敗ストップとなるか、注目です!

2018シーズン第29節 vs Y.S.C.C.横浜 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第29節、ブラウブリッツ秋田は敵地で14位・Y.S.C.C.横浜と対戦し、1対3で敗戦。まさかの3連敗で勝ち点を伸ばすことができなかった秋田は順位をひとつ下げて8位に後退とJ2昇格には厳しい状況となりました。

1週お休みを挟んでの関東アウェイ2連戦の2戦目は、秋晴れのニッパツ三ツ沢球技場で行われ、FC東京U-23に続いてこの日も多くの秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。

13時キックオフのゲームは、最近5試合白星から遠ざかっていることもあってか前節から先発メンバーが入れ替わり、清水慶記、韓浩康、青島拓馬、吉平翼がひさびさの先発出場。さらに中盤のポジションを変更して大事な一戦に臨みました。

前半は秋田が優位に試合を進めてチャンスメイクすると前半8分、右サイドの山田樹が藤山智史へパスを送るとそのままゴール方向へダッシュ。すかさず藤山が縦パスを入れるとゴール前まで侵入した山田が胸トラップで受けてそのまま身体を反転し、左足を振り抜きます。するとこのボレーシュートが見事にゴール右へ決まって秋田が先制! 山田樹は今季初ゴール。相手の意表を突く見事な攻撃でひさしぶりの先制点を奪いました。

このあとも追加点を狙って果敢に攻める秋田ですが何度か訪れた決定的場面はいずれも決められず。逆に序盤は秋田の攻撃に手を焼いていたYS横浜ですが、徐々に反撃に転じると先程まで勢いが良かった秋田がミスからピンチを招くなど劣勢に立たされます。それでもひさびさの先発出場となった清水慶記が好セーブを見せてピンチを救い、1点リードのまま後半へ。

ところが、後半になっても前半途中からの流れは変わらず、秋田はキックオフ直後に攻め込んだものの再び劣勢に。すると後半4分、パスカットからボールを奪われると豪快なミドルシュートを叩き込まれて失点。同点に追いつかれた秋田はここで再び攻撃へと転じて突き離しにかかると、後半13分、相手のファールでFKを得ると、早いリスタートからキッカーの江口直生がゴール前へロングパス。これを藤田祥史がダイレクトで合わせるボレーシュートを放ちますが、相手GKがわずかに手で触れて弾き出してゴールならず。

すると後半21分、ゴール前での混戦からのこぼれ球を押し込まれて失点。逆転されてしまいます。今度は追いかける立場となった秋田は果敢に攻めるも決定機を決められず。逆に後半も怒涛の攻撃を見せるYS横浜に追加点を許して万事休す。ひさびさの先制点を奪った秋田ですが、リードを守りきれずに逆転負けを喫し、これで今季二度目の3連敗。この結果、秋田は10勝6分11敗で勝ち点は36のまま足踏み状態となり順位も7位から8位と後退しました。

最近6試合であげた勝ち点はわずか3。まずは連敗脱出、そして今季残り2試合となったホームゲームでの勝利が必須命題となります。その次節は11月4日(日)、ホーム・秋田市営八橋運動公園陸上競技場にセレッソ大阪U-23を迎えての一戦(13時キックオフ)となります。約1カ月ぶりとなるホームゲーム。いまこそ一丸となって共に闘いましょう!