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2018シーズン第9節 vsギラヴァンツ北九州 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第9節、ブラウブリッツ秋田はホーム・あきぎんスタジアムで15位・ギラヴァンツ北九州と対戦し、1-0で勝利。3連勝を飾った秋田は順位を7位から4位に上げました。

前節・カターレ富山戦から中3日のミッドウィークに行われたこの一戦。朝から雨が降るあいにくの天気ではあったもののキックオフの頃には雨もあがり、まずまずのピッチコンディションのなか13時キックオフ。秋田の先発メンバーは富山戦と同じ。そして第5節・Y.S.C.C.横浜戦に出場して以降メンバーから外れていた中村亮太がひさびさのメンバー入りを果たしました。

試合は序盤から北九州ペースで進み、再三にわたってピンチを迎えるもGK清水慶記が好セーブを連発するなど得点を与えず。さらには田中智大ら前線の選手も下がって守備に加わり、先手を奪いたい北九州の攻撃を凌ぎ切ると、前半36分、相手選手によるファールからFKのチャンス。キッカー前山恭平が蹴ったボールは相手GK のパンチングによって弾かれるも、このボールをPA手前にいた山田樹がヘディングで前方へ。するとややライナー気味となったボールに対して尾本敬が右足のカカトを当ててヒールキック。ループシュートのような弾道を描いたボールはそのままゴールへと吸い込まれ、秋田が先制! 尾本はこれが秋田での初ゴールとなりました。前半はわずかシュート1本のみだった秋田ですが、このシュートが見事な先制ゴールとなって1点リードのまま後半へ。

そして迎えた後半、早く同点に追いつきたい北九州の攻撃が前がかりになっているところをうまく突いて秋田はカウンター攻撃で応戦。このカウンターを相手はファール覚悟で止めにかかるため、逆に秋田はいい位置でセットプレーのチャンスを得るも追加点とはならず。終盤では長身FWフェホを途中交代で投入した北九州がパワープレーを仕掛けてくるも、秋田は粘り強い守備でこれを跳ね返し、虎の子の1点を最後まで守り切ったところで試合終了のホイッスル! J2昇格を目指すライバルの北九州を退けた秋田は3連勝を飾りました。

この結果、5勝4敗で白星を先行させた秋田は順位を7位から4位に上げ、昇格圏内となる2位との勝ち点差を2まで縮めました。次節は中2日の5月6日(日)、敵地でFC琉球との対戦(沖縄県総合運動公園陸上競技場、19時キックオフ)です。昨年4月の沖縄アウェイでは大量6得点をあげるなど攻撃陣が大爆発しているだけに今年もゴールラッシュでGWを締めくくりたいところ。5月最初のゲームを制して白星発進した秋田がどこまで連勝を伸ばせるのかにも注目です!

2018シーズン第7節 vsアスルクラロ沼津 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第7節、ブラウブリッツ秋田はホームのあきぎんスタジアムで2位・アスルクラロ沼津と対戦し、1-0で勝利。ホーム連勝を飾りました。

前節・グルージャ盛岡戦では、久富賢の先制ゴールでリードするも後半2失点で逆転負けを喫した秋田。開幕から勝ちが続かずなかなか波に乗れないなか、4勝1分で開幕から負けなしの2位・沼津をホームに迎えた一戦は、青島拓馬が第2節・ザスパクサツ群馬戦以来の先発入り。

風速10mを超える強風、そして前夜からの雨でピッチに水たまりができるコンディションのなか、沼津がエンドを変えて前半は風下となった秋田がキックオフ。序盤は風上となった沼津が相手陣内で有利に攻め込むのに対し、秋田はGK清水慶記の蹴ったボールが風で大きく押し戻されるなど前にボールを運ぶのにもひと苦労。立て続けにコーナーキックを与えるも粘り強い守備で相手に決定機を与えず。

秋田の最初のチャンスは前半23分、前山恭平がペナルティーエリア手前で倒されてFKを獲得。ゴールから約25m、ほぼ正面の位置からキッカー山田樹が壁を超えて狙ったシュートは枠外へ外れてゴールならず。このチャンスからピッチ内に吹いていた風がやや弱まると今度は秋田が攻勢に出るもなかなかシュートまでには至らず。前半はスコアレスのまま折り返す。

エンドが変わって今度は風上となるかと思われた後半だが風向きが変わって横風に。後半も開始からまたも沼津が攻め込む展開となる。しかし後半10分、相手のパスが流れて韓浩康が前へクリア。このボールが左サイドにいた前山へと繋がると、前山はプレスをかけにきた相手2選手の間を通して田中智大へパス。パスを受けた田中は相手選手のプレスをかわしてさらに右へ展開し、駆け上がってきた青島に繋ぐと、青島はドリブルから右サイドに開いた久富へパス。パスを受けた久富はペナルティーエリア内へと侵入してからやや左へ斬り込み左足を振り抜く。コースを突いた久富のシュートは相手GKの伸ばした右手をかすめてファーサイドのネットを揺らしてゴール。久富の2試合連続ゴールで秋田に待望の先制点がもたらされる。

追加点を狙う秋田、同点に追いつきたい沼津、次の1点がこの試合の流れを大きく左右するなか両チームともピッチに吹き荒れる強風でパスが流れるなど共にチャンスを作れず。秋田の杉山弘一監督は後半39分に古田寛幸、同44分に吉平翼、さらにロスタイム突入後には藤田祥史をピッチへ投入して逃げ切りをはかる。その藤田が縦パスから抜け出そうとしたところで掴んで突破を防いだ沼津のDF藤原拓也がこの日2枚目のイエローで退場。沼津は10人なる。

その後も最後まで球際で強さを見せた秋田が虎の子の1点を守り切り試合終了のホイッスル。第5節・Y.S.C.C.横浜戦以来となる完封勝利で昨年優勝争いを演じた沼津を倒した秋田はホーム連勝。3勝4敗の勝ち点9で順位を9位にあげました。

今節は1位・鳥取、2位・沼津が共に敗れたため第7節終了時で無敗のチームはなくなり、3位・YS横浜から9位・秋田までは勝ち点2差と混戦模様となっております。上位進出のため連勝といきたい秋田の次節は1週空いて4月29日(日)、敵地でカターレ富山と対戦(富山県総合運動公園陸上競技場、13時キックオフ)です。その前に22日(日)は『第28回秋田県総合サッカー選手権大会兼天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会秋田県代表決定戦 決勝』が行われます。スーパーシードで決勝戦からの出場となる秋田は、東北2部北リーグに所属する猿田興業と秋田県代表の座を賭けて対戦(あきぎんスタジアム、14時キックオフ)です。

2018シーズン第5節 vsY.S.C.C.横浜戦 試合結果

2018シーズン明治安田生命J3リーグ第5節、ブラウブリッツ秋田はホームのあきぎんスタジアムでY.S.C.C.横浜と対戦し、2-0で勝利。連敗を3でストップさせ、ホーム今季初白星を飾りました。

開幕戦こそ白星で飾ったものの第2節のザスパクサツ群馬戦から3連敗と、J3連覇&J2昇格を目標に掲げてスタートした秋田にとってはいきなり躓く格好となりましたが、この日のゲームでは開始早々から選手たちが気迫のこもったプレーを攻守において見せます。

そして序盤で主導権を握った秋田は前半19分、平石直人のクロスをニアにいた前山恭平が頭で合わせるもこれは惜しくもゴールポスト直撃。しかし、この跳ね返ったボールに詰めていた藤山智史がダイビングヘッドでゴールネットを揺らし、秋田に先制点をもたらします。

1点リードで折り返した後半6分、秋田は中村亮太が激しいチェックで相手選手にプレッシャーをかけるとそのこぼれ球を拾った田中智大がすかさず前山にパス。これを受けた前山はドリブルから相手DFの裏へ抜け出した中村に絶妙なスルーパスを送ると、中村がペナルティエリア内で相手選手に後方から倒されてPKを獲得。このチャンスにPKを得意とする田中がきっちりと決めて待望の追加点。秋田がリードを2点に広げます。

さらなる追加点を狙うべく、秋田の指揮官・杉山弘一監督は後半20分に吉平翼、同41分には藤田祥史と前線の選手を投入(※藤田はこの試合の出場でJリーグ通算300試合出場を達成)。3点目こそ奪えませんでしたが秋田は最後まで果敢に攻め続け、さらに守りでもYS横浜の攻撃陣を最後まで抑え切って開幕戦以来の完封勝利。連敗を3で止めた秋田がホーム今季初白星を飾りました!

この結果、2勝3敗で勝ち点6の秋田は7位に浮上。次節は4月8日(日)敵地・いわぎんスタジアムでグルージャ盛岡との”北東北ダービー”となります。