8月21日天皇杯県予選決勝 猿田興業戦を終えて

第26回秋田県総合サッカー選手権大会 兼 天皇杯秋田県予選決勝、ブラウブリッツ秋田は猿田興業と対戦し、結果は5対0で勝利しました。

スーパーシードによっていきなり決勝戦の出場となる秋田。対戦相手は、準々決勝で秋田FCカンビアーレ、準決勝でノースアジア大学を下して勝ち上がってきた東北1部リーグ所属の猿田興業です。公式戦では初めての対戦となる猿田興業には、かつて秋田に在籍(2012−2013シーズン)していた土屋健太が主力として活躍しており、この試合でも先発出場。気温30℃を超える暑さのなか、秋田県代表を決める一戦が14時04分キックオフで始まりました。

結果は既報でご存知の方も多いと思われますが、試合開始から自陣で守備を固めてカウンター攻撃を狙う相手に対し、前半は風上に立った秋田は相手陣内深くまで攻め込むもなかなか得点が奪えず。同11分には呉大陸がエリア内で倒されてPKを獲得。呉は自ら蹴るも相手GKがこれを読んでブロックし、先制点とはならず。その後も決定機が幾度もありながらシュートが枠内を捉えることができず。逆に、同25分にはボール処理のミスからエリア手前で相手にボールを奪われ大ピンチ。これは松本拓也がシュートを片手で弾いて得点は与えなかったものの、あわやの場面にスタンドで応援している観客からも選手へゲキが飛ぶ。

チャンスがありながら先制点がなかなか奪えないという状況のなか、前半36分、秋田はコーナーキックを得るとキッカーの日高慶太が蹴ったボールを呉が頭で合わせて待望の先制点が生まれます。さらに同41分には前山恭平のパスを受けた呉が冷静にシュートを決めて追加点。前半を2−0で折り返します。

後半も開始早々から攻め込む秋田ですがシュートの精度を欠いてなかなかゴールが奪えず。そして相手の足が完全に止まった終盤になってようやく、浦島貴大、遊馬将也、深井脩平が立て続けにゴールを決めて3点追加。前後半合計で35本のシュートを放った秋田が、守備で奮闘を見せていた猿田興業を下し、5対0で勝利を飾るとともに15年連続23回目(前身のTDKサッカー部時代を含む。ブラウブリッツとしては7年連続7回目)となる天皇杯本大会出場を決めました。

天皇杯1回戦は8月27日(土)あきぎんスタジアムにて、初戦の相手は青森県代表のヴァンラーレ八戸との対戦(13時キックオフ)です。昨季のJFL第1ステージ覇者であり、J3昇格を狙う八戸とは公式戦で初対戦となります。同じ北東北として負けられないダービーマッチ。秋田県代表として天皇杯で闘うブラウブリッツ秋田の応援をぜひともよろしくお願いいたします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です