16度目の対戦でついに初勝利!10月29日アウェイ AC長野パルセイロ戦を終えて

2017シーズン明治安田生命J3リーグ第29節、ブラウブリッツ秋田は敵地でAC長野パルセイロと対戦し、2対1で勝利。今年6月以来5ヶ月ぶりに連勝を飾った秋田は勝ち点52で順位は3位のままであるものの、今節引き分けた首位・栃木SCとの勝ち点差を4に縮めました。

2011年での初対戦以降(当時はJFL)、15回の対戦で未だ長野から勝利をあげることができていない秋田。初勝利を期して臨んだ今年5月のホームでの対戦はスコアレスドローとなっており「今度こそ!」という思いが強まるなか、秋田の勝利を見届けようと秋田側のゴール裏には約60名のサポーターが応援に駆けつけてくださいました。

前節・ギラヴァンツ北九州戦では初先発ながら堂々としたプレーで無失点に貢献した千田海人が今節も先発入り。そして10月のFC東京U-23戦以来4試合ぶりに藤山智史が先発に名を連ね、大卒ルーキーコンビに期待がかかる一戦となりました。

試合は開始直後いきなり秋田にチャンス。右サイドでパスを受けた田中智大が縦に抜けてからクロスを入れると、ヘディングシュートを狙った久富賢には合わなかったものの、背後にいた相手選手に当たってボールはゴールネットを揺らし、開始1分弱にオウンゴールで秋田が先制! 運も味方につけて秋田の攻勢に勢いが増します。

すると前半10分、コーナーキックのチャンスにキッカー古田寛幸が正確なコントロールでゴール前へボールを入れると、ゴール前中央で田中が頭で合わせてゴール左に決まって追加点! 田中は今季14点目。秋田が序盤で長野から2点のリードを奪います。

2点リードのまま迎えた後半は早い時間帯で追いつきたい長野の反撃を受け、GK松本拓也の好セーブ等でなんとかリードを保とうと秋田の守備陣も必死に守りますが後半23分に失点。1点差に縮まります。しかし、ここで集中力を切らさなかった秋田は追加点を狙いながら試合の主導権を握り続け、アディショナルタイム3分が経過したところで試合終了のホイッスル。16度目の対戦にして秋田がついに長野から初勝利をあげることができました!

この結果、15勝7分5敗で勝ち点52とした秋田は、2位・沼津が勝利で勝ち点差は1のまま変わらずも、首位・栃木が引き分けたため差は4に縮まりました。ここ2シーズン、リーグ終盤戦で強さを発揮している秋田ですが今年もその予感を感じさせるこの日の勝利。追撃態勢に入った秋田が首位・栃木を捉えることができるか、残り5戦、今後の闘いに注目です!

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