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9月10日ホーム Y.S.C.C.横浜戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第21節、ブラウブリッツ秋田はY.S.C.C.横浜と対戦し、結果は3対0で勝利しました。

天皇杯開催による中断を経て約1カ月ぶりのリーグ再開となった今節。中断前に秋田は2連勝中。今年4月以来となる3連勝に期待がかかります。対戦相手のYS横浜とは4月にアウェイで対戦し、このときは秋田が遊馬のJ初ゴール、久富のゴールによって2−1で勝利。相手はリーグ最下位とはいえ、再開後の初戦は難しいと言われてるだけに油断はできません。

さて、トレーニングユニフォームスポンサーである秋田ダイハツ様の冠マッチで行われたこの日のゲームには、1781人の観客が訪れ、われわれBLUE+AKITAが応援活動を行っているゴール裏には約100名の秋田サポーターが集まってくれました。いつもありがとうございます! また、この日はJリーグ女子マネージャーのサトミキこと佐藤美希さんがあきぎんスタジアムに来場。試合前日には各メディアに出演しての告知活動にもご尽力いただきました。誠にありがとうございます!

さらに、今年で3回目となるブラウブリッツ秋田と中央大学FLP小林ゼミによるスポーツによる地域活性化をテーマとした共同プロジェクト『まめの木プロジェクト』が今年も開催されました。そして試合前に各地で開催されたイベント参加者が試合観戦に訪れ、われわれBLUE+AKITAも試合前に「サポーター体験」という形でイベント参加者と一緒に応援を行いました。秋田の活性化のために早くから来県して準備作業を進め、素晴らしいイベントを企画、運営してくださいました中央大学FLP小林ゼミの皆様に心より御礼申し上げます。

試合のほうは、秋の強い日差しが照りつけるなか14時04分にキックオフ。序盤は、YS横浜が秋田のお株を奪って前線から高い位置でプレスをかけ、ショートカウンターからチャンスを伺います。先に主導権を取られる形となった秋田は、最終ラインから相手DF裏へのロングパス、あるいは中央からサイドへ展開するなどしてチャンスを伺うも、YS横浜の固い守備によってシュートまでなかなか繋げることができず。逆にパスカットからカウンター攻撃を受けるなど攻撃リズムがなかなか噛み合わない時間帯が続きます。

そんななか前半22分、ペナルティエリア内でパスを受けた浦島貴大がドリブルで中央に切り込んでシュートを放つもこれはわずかにクロスバーの上。しかし、チャンスが続くと、同29分、カウンター攻撃から呉大陸がドリブルで駆け上がってグラウンダーのクロスを入れると、中央へ走り込んだ田中智大が相手DFによって倒されPK獲得。田中を倒したYS横浜の山本真也はこの反則でレッドカードが与えられて一発退場となります。

自ら得たPKを蹴る田中。右足で放った田中のシュートは、相手GKが飛んだ方向とは逆の左ポスト内側に当たって跳ね返り、そのままゴール。田中の2試合連続ゴールによって秋田が先制です! ここから秋田の攻撃に勢いが出始めると、前半ロスタイム突入の同45+2分、新里彰平から左サイドの青島拓馬へボールが展開されると、青島からペナルティエリアへと駆け上がっていく呉にパスが繋がります。このパスを受けた呉は先制したときと同じように中央へクロスを入れると、再び走り込んできた田中が体勢を崩しながらも右足であわせてゴールネットを揺らし、秋田に追加点をもたらします! このゴールで田中は今季5得点目、チームトップとなります。

2点リードで迎えた後半、さらに追加点を狙う秋田は序盤から攻勢に出てシュートを放つも、相手GKの好セーブによって阻まれゴールならず。後半17分、間瀬秀一監督は2ゴールをあげた田中に代えて天皇杯2回戦・川崎フロンターレ戦で見事なゴールを決めた前山恭平を投入。すると、同23分、左サイドの青島からPA内の久富賢にパスが繋がると、久富は相手DFをかわしてクロス。これに中央にいた呉が頭で合わせるも、相手DFが足を伸ばして懸命のブロック。さらにそのこぼれ球を浦島がシュートも枠を捉えることができません。そして秋田は後半26分、浦島に代えて比嘉諒人、日髙慶太に代えて熊谷達也がピッチへ。しかし、YS横浜がここから反撃に出ると、後半31分にシュートを放たれますが、ここは秋田の守護神、松本拓也がクリアしてピンチを防ぎます。

すると後半34分、ビルドアップした下田光平がセンターサークル付近から相手DF裏へと走った呉にロングパス。このパスが見事に渡ると、呉はボールのバウンドに合わせてそのままダイレクトボレー。呉の豪快なシュートは、相手GKの伸ばした左手に当たりながらも吸い込まれるように転がってそのままゴール。今季最多得点となる3得点目で秋田がYS横浜をさらに突き放します。そして、呉のゴールは、ブラウブリッツ秋田の記念すべきJ3通算100ゴール目となりました! 試合はこのまま秋田が逃げ切って無失点のまま3−0で勝利。今年4月以来となる3連勝、そして3試合連続無失点、さらに通算100ゴールと記念すべき勝利をあげました!

この結果、9勝7分5敗の勝ち点34とした秋田は、上位5チームが揃って勝利したため順位は変わらず6位。ただし、7位のSC相模原との勝ち点差は4へと広がりました。上位進出のためには今後も負けられない闘いが続きます。さて、次節は3連休最終日、敬老の日となる9月19日(月・祝)にFC東京U-23と敵地・味の素スタジアムで対戦です。秋田は、4月のホーム開幕戦でFC東京U-23と対戦し、1−0の完封勝利で今季初白星をあげております。一方、相手は直近2試合で好調の2チーム(栃木SC、グルージャ盛岡)を相手にいずれも1−1で引き分け。OA枠で水沼宏太の出場が予想されるなど、今回も好勝負となりそうです。しかし、ひとつでも上の順位を狙う秋田がここでつまづくわけにはいきません! 注目のキックオフは13時です。現地・東京来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。

すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!

8月7日アウェイ カターレ富山戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第20節、ブラウブリッツ秋田は敵地でカターレ富山と対戦し、結果は1対0で勝利しました。

アウェイでは4月のY.S.C.C.横浜戦以降、勝ち星から遠ざかっている秋田。前節ホームで行われた藤枝MYFC戦で勝った勢いそのままに、連勝、アウェイでの勝ち点3を狙いたいところだ。その対戦相手となる富山とは、5月のホームでは1−0で秋田が勝利。「アウェイでの借りはホームで!」と意気込む富山は、この時点で秋田よりも順位はひとつ上の5位。上位浮上のためにも秋田にとっては大事な一戦です。そしてこの日は、日曜の夕方開催ながら秋田をはじめ全国各地から約40名の秋田サポーターが応援に駆けつけてくださいました。いつもありがとうございます!

最高気温が35℃を超える猛暑となった富山市は、会場の富山県総合運動公園陸上競技場は夕方でも気温が下がらず、30℃近くの暑さのなかで始まったこの一戦。序盤から高い位置での激しいボールの奪い合いを繰り広げる両チーム。秋田は前節・藤枝戦に続いて先発出場のルーキー、青島拓馬がファーストシュートを放つ。その後も一進一退の攻防が続くなか前半45分、右サイドで日髙慶太のパスを受けた田中智大が倒されてフリーキックのチャンス。キッカーを務めるのは青島。青島が蹴ったボールは高い放物線を描いて中央へ送り込まれると浦島貴大が頭で合わせる。このシュートは相手選手のブロックによって阻まれたものの、そのこぼれ球を拾った田中が冷静にコースを狙ってシュート。これがゴール左に突き刺ささり、第12節の鹿児島ユナイテッドFC戦以来となる今季3得点目の田中のゴールで秋田に待望の先制点がもたらされました。

1点リードで折り返した後半、追加点を狙う秋田は序盤から積極的に攻めて主導権を握ります。一方、まずは同点に追いつきたい富山は後半13分に苔口卓也を投入し前線へ、そして空いた左サイドバックのポジションにドリブラーの北井佑季を置いて攻撃の活性を図ります。ここから富山の反撃がスタート。これに対して間瀬秀一監督は、後半20分に浦島を替えて久富賢、さらに同26分には川田和宏に替えて比嘉諒人、とフレッシュな選手を次々投入。やや押されぎみの展開のなかで久富、比嘉が前線で積極的にプレスをかけてボールを奪いに行く。

後半76分、先制点を決めた田中に替えて前山恭平がピッチへ。その直後、混戦のなかから久富、前山、比嘉が立て続けにシュートを放つも富山の必死のディフェンスによってゴールを割ることができず。ここから富山は途中交代で入った長身の内田錬平めがけてロングボールを入れるパワープレーで最後の反撃へ。これに対して秋田は、守護神・松本拓也を中心に懸命のディフェンスで前線に放り込まれたボールを幾度も跳ね返す。すると、試合終了まで残り5分を切ったところで青島が足をつるアクシデント。既に交代選手のカードを使い切ってる秋田だが、青島は自らOKサインを出してプレーに戻る。

富山の猛反撃に対して防戦一方となる秋田。後半のロスタイムは4分。足をつりながらも前線でプレスをかけにいく青島の必死のプレーに秋田サポーターから大きな歓声が沸き上がります。青島以外にも新里彰平、山田尚幸も足がつっていた模様。そして長いロスタイムが終わって試合終了のホイッスル。前節に続いて相手を無失点に抑えた秋田が1−0で勝利を飾りました。4月以来となるひさびさの連勝です。この結果、8勝7分5敗の勝ち点31とした秋田は順位をひとつ上げて5位浮上。翌週に未消化だった第5節の2試合が行われたことによって現在の順位は6位に下がったものの上位との差は確実に縮まっており、連勝を伸ばしていきたいところ。次節は、9月10日(土)あきぎんスタジアムにて、Y.S.C.C.横浜との対戦(14時キックオフ)となります。

8月はこの1試合を終えてリーグ戦は中断期間に入り、いよいよ天皇杯が始まります。まずは秋田県代表を決める第26回秋田県総合サッカー選手権大会 兼 天皇杯秋田県予選・決勝が、8月21日(日)あきぎんスタジアムにて行われます。スーパーシードの秋田は、今季から東北1部リーグに所属している猿田興業との対戦(14時04分キックオフ)となります。
この試合は入場無料となりますので、ブラウブリッツ秋田の試合をまだ観たことがないという方は生で観る絶好のチャンスです! ぜひ会場にお越しいただき、天皇杯に向けて闘う選手たちに熱いご声援をお願いいたします。

7月31日ホーム 藤枝MYFC戦を終えて

2016シーズン明治安田生命J3リーグ第19節、ブラウブリッツ秋田は藤枝MYFCと対戦し、結果は1対0で勝利しました。

前節・栃木SC戦では首位相手に最後まで互角の闘いを演じた秋田。後半ロスタイム直前の失点で敗れはしたものの、最近5試合では無失点が1試合、1失点が4試合と守備は安定。一方、上位陣の大分、長野、栃木に敗れた試合はいずれも0−1のロースコアであり、攻撃陣の奮起に期待がかかるところだ。

対戦相手の藤枝は、この時点で秋田よりも順位がひとつ上の7位。昨季まで秋田に在籍していた三好洋央、峯勇斗、三宅貴憲の3選手が今季から加入して主力選手として活躍している。前節ではFC琉球を4−2で下すなどJ3リーグ屈指の攻撃力を誇る藤枝だが、アウェイ戦績は1勝2分6敗と苦手としており、ホームに強い秋田としては常に優位な展開で試合を進められるかがこの試合のカギとなる。

チーム初となる、秋田魁新報社とアサヒビールの2社の冠スポンサーが付いたこの日のゲームには、2002人の観衆が応援に駆けつけてくださいました。また、われわれBLUE+AKITAが応援活動を行っているゴール裏にも約150名の秋田サポーターが集まってくれました。いつもありがとうございます!

気温30℃という猛暑のなかで16時キックオフで始まった一戦は、中盤でボールを奪うと素早くカウンター攻撃で相手陣内へと攻め込む秋田、細かいパスを繋ぎながら相手の守備を崩しにかかる藤枝、両者の激しい攻防が序盤から繰り広げられる。これまでのフォーメーションから前線を2トップに変え、さらに今季初先発となる伊東輝悦、青島拓馬の2選手を起用した間瀬秀一監督。しかし前半は、高い位置でプレスをかけてくる藤枝に対し、思うように前線へのパスが収まらない秋田が攻撃のリズムを掴めないまま徐々に劣勢となる。それでも守護神・松本拓也を中心とした秋田の守備陣が集中して守り、無失点に抑えたまま0−0で前半を終えました。

戦前の予想に反して拮抗したゲームとなった前半。後半どちらが先にゲームを動かすか注目されるところだが、先に動いたのは秋田だ。疲れからか足が止まり始めた藤枝に対し、積極的に攻撃を仕掛ける秋田は立て続けにチャンスを得るも、いずれもシュートは枠内を捉えることができず。すると間瀬監督は、後半15分にはJ3リーグ最年長出場記録(41歳11カ月)を更新した伊藤に替えて日髙慶太を投入。さらに後半19分には浦島貴大に替えて田中智大を入れ、前線を2トップからこれまでの3トップに戻して攻撃のギアをさらに上げていく。

すると後半26分、秋田は左サイドに展開すると、パスを受けた比嘉諒人が相手DFとの1vs1をドリブルでかわして中央へクロス。これをフリーで受けた呉大陸が頭で合わせると、枠内をとらえたシュートは藤枝のGK三宅にブロックされるも、その弾いたボールが相手DFに当たってそのままゴール。後半から攻勢に出た秋田に待望の先制点が生まれます!

先制した秋田はさらに追加点を狙うも、ここから藤枝が猛反撃。すると秋田は、足を痛めた山田尚幸に替えてモンテディ山形からのレンタル移籍で加入したばかりの韓浩康(ハン・ホガン)を投入。幾度も藤枝に決定機を与えながらも松本のファインセーブや秋田DF陣が身体を張ってゴールを守り続けると、藤枝の左サイドからのクロスを松本がキャッチしたところで試合終了のホイッスル。呉があげた虎の子の1点を粘り強い守備で最後まで守り切った秋田が、1−0で勝利を飾りました!

この結果、7勝7分5敗で勝ち点28の秋田は、順位を2つ上げて6位に浮上。次節は8月7日(日)、秋田とは勝ち点2差で5位につけるカターレ富山と敵地・富山県総合運動公園陸上競技場で対戦(17時キックオフ)です。5月のホームでは1−0で富山から勝利をあげている秋田。再び上位進出を目論む秋田としては、順位がひとつ上となる富山とのゲームは重要な一戦となりそうです。

現地・富山に来られる方は道中お気をつけておこしください。また、現地に来られない方も、それぞれの場所からブラウブリッツ秋田の勝利を願い、その想いを届けてください。

すべては秋田のために!
共に闘っていきましょう!!